海外女子
上田4位、藍9位浮上! 日本勢明暗を分ける
2009年2月14日(土)午後4:20
アメリカ常駐組と新規参入組が明暗を分けた。
米女子ツアーの今季開幕戦、SBSオープン at タートルベイ(ハワイ、タートルベイ・リゾート、アーノルド・パーマーC)は現地時間の13日、第2ラウンドの競技を終了。オアフ島ノースショア特有の強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、常駐組が大健闘。初日5位発進の上田桃子は安定したプレーで2バーディ、1ボギーの1アンダー71をマーク。通算5アンダーとして首位タイのミッシェル・ウィー(米)とアンジェラ・スタンフォード(米)に3打差の単独4位に浮上した。
「17番のボギーが反省点です。そこまでノーボギーで行けたので、欲を言えば(通算)6アンダーで上がりたかった」と好プレーにも自らダメ出しを行った上田。それでも「強い風の中、よく耐えられた」と手応えと満足感をにじませる。昨季の今大会ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と優勝争いを演じたものの、最終的には格の違いを痛感させられた。「去年の自分にリベンジしたいという気持ちが強い」と言うのも、デビュー戦で一流選手のスゴ技を見せつけられたから。アメリカ2年目のシーズンに新たな決意で挑む上田が、初戦からエンジン全開で優勝を狙う。
また初日35位タイと、日本勢4人の中ではもっとも出遅れた宮里藍が、先輩の意地を見せた。スタートの1番パー4でいきなり第2打を直接カップにねじ込みイーグル発進。続く2番、3番連続バーディで、前半を5アンダーの猛チャージ。後半失速したものの、強風の中では上々のプレー(2アンダー70)で、通算2アンダー単独9位に順位を上げた。第1ラウンドは好調なショットにパットが噛み合わず悔しい思いをしたが、「今日のリズムで回れば2日目はアンダーが出せる」と予言した通り、悲願のアメリカ初Vに向け好プレーは続く。
一方、今大会が米国デビュー戦となる大山志保と宮里美香は、慣れない強風と難コンディションに手を焼きリーダーボードを急降下。第1ラウンド12位タイと健闘した宮里(美)はバーディを1つも奪えず、8オーバー80を叩き、通算6オーバー60位タイに後退。国内で賞金女王の経験もある大山志保も1バーディ、8ボギーの7オーバー79と崩れ、宮里(美)らと並ぶ60位タイに順位を下げた。だがこれだけ大叩きしても予選を突破するところが強運。開幕戦で日本勢4人が揃って決勝ラウンド進出を決めた。
尚、トップタイに躍り出たウィーは「地元のギャラリーの前でプレー出来るのが幸せ」と明るい表情。「優勝できれば素晴らしいけれど、今は意識したくない」と明日も自分のゴルフに徹することを誓っていた。
米女子ツアーの今季開幕戦、SBSオープン at タートルベイ(ハワイ、タートルベイ・リゾート、アーノルド・パーマーC)は現地時間の13日、第2ラウンドの競技を終了。オアフ島ノースショア特有の強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、常駐組が大健闘。初日5位発進の上田桃子は安定したプレーで2バーディ、1ボギーの1アンダー71をマーク。通算5アンダーとして首位タイのミッシェル・ウィー(米)とアンジェラ・スタンフォード(米)に3打差の単独4位に浮上した。
「17番のボギーが反省点です。そこまでノーボギーで行けたので、欲を言えば(通算)6アンダーで上がりたかった」と好プレーにも自らダメ出しを行った上田。それでも「強い風の中、よく耐えられた」と手応えと満足感をにじませる。昨季の今大会ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と優勝争いを演じたものの、最終的には格の違いを痛感させられた。「去年の自分にリベンジしたいという気持ちが強い」と言うのも、デビュー戦で一流選手のスゴ技を見せつけられたから。アメリカ2年目のシーズンに新たな決意で挑む上田が、初戦からエンジン全開で優勝を狙う。
また初日35位タイと、日本勢4人の中ではもっとも出遅れた宮里藍が、先輩の意地を見せた。スタートの1番パー4でいきなり第2打を直接カップにねじ込みイーグル発進。続く2番、3番連続バーディで、前半を5アンダーの猛チャージ。後半失速したものの、強風の中では上々のプレー(2アンダー70)で、通算2アンダー単独9位に順位を上げた。第1ラウンドは好調なショットにパットが噛み合わず悔しい思いをしたが、「今日のリズムで回れば2日目はアンダーが出せる」と予言した通り、悲願のアメリカ初Vに向け好プレーは続く。
一方、今大会が米国デビュー戦となる大山志保と宮里美香は、慣れない強風と難コンディションに手を焼きリーダーボードを急降下。第1ラウンド12位タイと健闘した宮里(美)はバーディを1つも奪えず、8オーバー80を叩き、通算6オーバー60位タイに後退。国内で賞金女王の経験もある大山志保も1バーディ、8ボギーの7オーバー79と崩れ、宮里(美)らと並ぶ60位タイに順位を下げた。だがこれだけ大叩きしても予選を突破するところが強運。開幕戦で日本勢4人が揃って決勝ラウンド進出を決めた。
尚、トップタイに躍り出たウィーは「地元のギャラリーの前でプレー出来るのが幸せ」と明るい表情。「優勝できれば素晴らしいけれど、今は意識したくない」と明日も自分のゴルフに徹することを誓っていた。