ニュース・コラム

鈴木愛、申ジエ、渋野日向子、今平周吾、ショーン・ノリス… 激動の国内ツアーを振り返り

2019年12月18日(水)午前9:35

 2019年の国内ツアーは最後の最後まで面白かった。女子は鈴木愛、申ジエ(韓)、渋野日向子が賞金女王争い、男子は2018年と同じく今平周吾とショーン・ノリス(南ア)が争うことに。

 まずは女子から振り返ろう。話題の中心にいたのはAIG全英女子オープンで42年ぶりの日本人メジャー覇者に輝いた渋野。笑顔でプレーしている様子から海外メディアはスマイルシンデレラと命名。世界ランクも一気に上昇し、東京五輪の代表候補選手入り。帰国してからも2勝を挙げるなど最年少で賞金女王を狙える位置につけた。

 それに待ったをかけたのが鈴木。年間7勝で賞金女王になれなかったら「悔しい」という強い気持ちが最後の最後まで切れず、2年ぶり2度目のマネークイーンに輝いた。また、申は米ツアー、韓国ツアー、日本ツアーの3ツアーで賞金女王という偉業間近だったが一歩。当たり前だが強さは本物。偉業達成は2020年かもしれない。

 そんな3人は年末恒例のイベント「Hitachi 3Tours Championship」にLPGA(日本女子プロゴルフ協会)チームとして出場し、見事優勝を果たした。

 男子も女子に負けじと懸命にプレーをした。ビッグイベントとしてはZOZO チャンピオンシップ。日本で初めてPGAツアーの試合が開催されるということで多くのギャラリーが集結。荒天のため無観客試合になったり、月曜日決着など色々あったが大成功を収めたといっていいだろう。

 今平も強豪らと戦ったひとり。安定したプレーが持ち味の今平はブリヂストンオープン、ダンロップフェニックスといずれも短縮競技を制した。それだけスタートがよく、崩れず、上位をキープするのが上手い選手と言える。結果的には2年連続で賞金王になったのだが、猛追していたのがノリスだ。

 2018年も全く同じ展開だったのでノリスは気合十分だったと思うが、わずかに届かず。それでも大きな体から放たれるドライバーショットは見もので、ショートゲームも光っていた。



 また、男女通じて言えることは、タイトリストを使っている選手が賞金ランクの上位を独占したこと。

2019年 国内女子ツアー賞金ランキング
1位 鈴木愛(プロV1x)
2位 渋野日向子(プロV1)
3位 申ジエ(プロV1)
4位 ペソンウ(プロV1x)
5位 プロV1プレーヤー(契約外使用)

2019年 国内男子ツアー賞金ランキング
1位 今平周吾(プロV1x)
2位 ショーン・ノリス(プロV1x)
3位 他ブランドプレーヤー
4位 チャン・キム(プロV1x)
5位 ハン・ジュンゴン(プロV1x)
6位 他ブランドプレーヤー
7位 J・ジェーンワタナノンド(プロV1)
8位 パク・サンヒョン(プロV1)
9位 浅地洋佑(プロV1x)
10位 チェ・ホソン(プロV1x)

 これだけの選手たちを支えたタイトリストのボールは、来季も引き続き選手たちの力強い味方になるだろう。

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。