米女子ツアーの新規トーナメント「BMWレディース選手権」は、韓国のLPGAインターナショナル・釜山で行われ、ジャン・ハナ（韓）がプレーオフでダニエル・カン（米）を下し、ツアー通算3勝目を挙げた。

　韓国での新規大会ということで韓国勢は「初代チャンピオンになりたい」と気合が入っていた。ハナもその一人。初日は3アンダー13位タイと好スタートを切ると、2日目に5つ伸ばし通算8アンダー単独4位に浮上する。

　迎えたムービングサタデーは4アンダー68の通算12アンダー単独3位で最終日へ。上位はほぼ韓国勢で、誰が地元優勝を果たすのかという展開。その中で、ハナとカンが通算19アンダーで並び、プレーオフ1ホール目でハナがバーディを奪い決着がついた。

　カンの国籍はアメリカだが、韓国系アメリカ人なのでファンからすると正直どちらを応援すれば良いのか、という雰囲気だった。地元Vに対しハナは「嬉しいです」と笑顔で話していた。



　今大会では出場選手84名のうち、83％にあたる70名がタイトリスト ゴルフボールを使用した。ハナ（プロV1）、カン（プロV1x）、韓国のエイミー・ヤン（プロV1x）がトップ3を独占し、ハナはボーケイ・デザインSM7（48°、52°、56°）とスコッティ・キャメロン パターを駆使し優勝した。

　PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」（千葉・アコーディア習志野CC）で、タイトリストはゴルフボール使用率No.1（76％）を達成した。

　ゴルフボール カテゴリーでは、出場選手78名のうち、76％にあたる59名がタイトリスト ゴルフボールを使用。2位ブランド（7名／9％）を圧倒的に引き離し使用率No.1に輝いた。最終順位では、10位タイまでの上位12名のうち、8名がタイトリストボールプレーヤーとなりました。

　欧州男子ツアー「ポルトガルマスターズ」では、イングランド出身の選手がプロV1xを使用して見事ツアー初優勝。同選手は1か月前のアルフレッド ダンヒル リンクスカップからプロV1xにスイッチした。

　欧州ツアーでは、この2ヶ月の間にタイトリスト ゴルフボールにスイッチしたばかりの選手が優勝を果たすケースが続いており、今大会がその3例目となった。

＊ダレルサーベイ社調べ

（写真：Getty Images）