米男子ツアーのトラベラーズ選手権を制したバッバ・ワトソン（米）が、優勝賞金の一部（約2,000万円）を慈善団体の「ザ・ホールイン・ザ・ウォール・ギャング・キャンプ」に寄付した。同大会のツイッターは「王者が素晴らしい事をしてくれた。ありがとう、バッバ」とつぶやいている。

　この団体は1988年に俳優のポール・ニューマン氏によって、小児がん等の難病と闘う子ども達、その家族の為に医療支援体制を整えたキャンプ場をアメリカのコネチカット州に設立したことから始まった。この活動は現在アメリカ国内のみならず英国、イタリア、ハンガリー、イスラエルなど世界中に広まりつつある。

「バッバの優勝がみれて最高でした。（寄付してもらったことが）信じられません、夢のようです。子供たちを支えてくれるバッバとアンジー（妻）に本当に感謝しております」と団体のCEO、ジミー・カントン氏はコメントをしている。