海外女子
L.オチョア、首位! 桃子“ラッキー”な20位タイ
2008年7月25日(金)午前11:40
4週間ぶり登場のロレーナ・オチョア(メキシコ)がポールポジションをゲット。上田桃子がラッキーを連発して20位タイにつけた。
欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ(仏、エビアン・マスターズGC)が現地時間の24日開幕。第1ラウンドのこの日、7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマークしたオチョアが単独トップに立った。1打差の2位タイにアンジェラ・パーク(ブラジル)、アン・スンジュ(韓)らが続き、2打差の5位タイに今季まだ勝利のないスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、歴代チャンピオンのジュリー・インクスター(米)他。ディフェンディング・チャンピオンのナタリー・ガルビス(米)は3アンダー69で、モーガン・プレセル(米)、インビー・パーク(韓)らとともに13位タイからのスタート。
前半1つしかバーディを奪えず「パットを決められずに流れが悪かった」と言うオチョアだが、後半に入ると別人のように長いバーディパットを決めまくり、上がってみれば、後続に1打差をつけポールポジションをゲットしていた。全米女子オープンで優勝争いに一度も加われず、31位タイに沈んでから3週間を静養にあて、休み明けの初日に好スコアをマーク。「新たな気持ちで臨みたかったシーズン後半戦を良い形でスタートできた」と笑顔を見せた。昨年3位タイに終わった今大会を「今年こそ私のトーナメントにしたい」と意気込んでいる。
一方、日本勢は上田がラッキーを連発。ティーショットがOBだと思って打ち直しを2度も行った13番では、最初に打ったボールが見つかり、パーセーブ。18番パー5ではグリーン左奥の花壇にセカンドショットを打ち込みながらバーディを奪うスーパープレーを披露し、本人も「今日は本当についていました」と満面の笑みを浮かべた。
18番では「小林(浩美)さんが勝ったとき、左奥から入れた映像を見ていたので、ラッキーが起こらないかな、と思っていた」そうだが、左奥の花壇につかまったボールの手前には花の茎があり、素振りが出来ない厄介なライ。そこからの第3打がピンを直撃したのだが、当たっていなければ大オーバーのピンチ。それが3メートルに止まってバーディ奪取。運を味方につけた上田は「パッティングが緩むので、そこだけ修正して挑みたい。イメージは凄くいいですから」と昨年(6位タイ)以上の成果を期待させた。
また宮里藍は前半3つのバーディを奪って波に乗るかと思われたが、12番パー4でティーショットをOBとし、痛恨の『7』。その後14番、16番でボギーを叩き、結局2オーバー74、60位タイと出遅れた。それでも本人は「4回目のエビアンで一番いい感触」と好調なショットに手応えを感じており、「この調子なら上位に行くチャンスも出てくる」と前を向いた。
なお今回が最後のエビアン出場となるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は1アンダー71、30位タイ発進。
欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ(仏、エビアン・マスターズGC)が現地時間の24日開幕。第1ラウンドのこの日、7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマークしたオチョアが単独トップに立った。1打差の2位タイにアンジェラ・パーク(ブラジル)、アン・スンジュ(韓)らが続き、2打差の5位タイに今季まだ勝利のないスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、歴代チャンピオンのジュリー・インクスター(米)他。ディフェンディング・チャンピオンのナタリー・ガルビス(米)は3アンダー69で、モーガン・プレセル(米)、インビー・パーク(韓)らとともに13位タイからのスタート。
前半1つしかバーディを奪えず「パットを決められずに流れが悪かった」と言うオチョアだが、後半に入ると別人のように長いバーディパットを決めまくり、上がってみれば、後続に1打差をつけポールポジションをゲットしていた。全米女子オープンで優勝争いに一度も加われず、31位タイに沈んでから3週間を静養にあて、休み明けの初日に好スコアをマーク。「新たな気持ちで臨みたかったシーズン後半戦を良い形でスタートできた」と笑顔を見せた。昨年3位タイに終わった今大会を「今年こそ私のトーナメントにしたい」と意気込んでいる。
一方、日本勢は上田がラッキーを連発。ティーショットがOBだと思って打ち直しを2度も行った13番では、最初に打ったボールが見つかり、パーセーブ。18番パー5ではグリーン左奥の花壇にセカンドショットを打ち込みながらバーディを奪うスーパープレーを披露し、本人も「今日は本当についていました」と満面の笑みを浮かべた。
18番では「小林(浩美)さんが勝ったとき、左奥から入れた映像を見ていたので、ラッキーが起こらないかな、と思っていた」そうだが、左奥の花壇につかまったボールの手前には花の茎があり、素振りが出来ない厄介なライ。そこからの第3打がピンを直撃したのだが、当たっていなければ大オーバーのピンチ。それが3メートルに止まってバーディ奪取。運を味方につけた上田は「パッティングが緩むので、そこだけ修正して挑みたい。イメージは凄くいいですから」と昨年(6位タイ)以上の成果を期待させた。
また宮里藍は前半3つのバーディを奪って波に乗るかと思われたが、12番パー4でティーショットをOBとし、痛恨の『7』。その後14番、16番でボギーを叩き、結局2オーバー74、60位タイと出遅れた。それでも本人は「4回目のエビアンで一番いい感触」と好調なショットに手応えを感じており、「この調子なら上位に行くチャンスも出てくる」と前を向いた。
なお今回が最後のエビアン出場となるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は1アンダー71、30位タイ発進。