現地時間22日にテキサス州のオースティンCCを舞台に開幕する、世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-デル・マッチプレー。予選ラウンドの振り分けを基としたパワーランキング（優勝予想）が発表となり、ジョーダン・スピースが1位となった。また、世界ランキング4位の松山英樹は8位にランクインしている。

　地元テキサスでの戦いとなるスピースは、2月のAT＆Tペブルビーチ・プロアマで優勝。また、スタッツ面でもパーオン率が75.69％でツアー1位。平均スコアも68.992で2位と安定したプレーを見せている。また、2位には昨季大会の準決勝で優勝したジェイソン・デイ（豪）に敗れたローリー・マキロイ（北アイルランド）が入っている。

　また、3位にはメジャー2勝を誇るマーティン・カイマー（独）。4位には昨季大会でアダム・スコット（豪）らを撃破してベスト16に進出したビル・ハース（米）が入っている。ディフェンディング・チャンピオンのジェイソン・デイは5位、以下6位にはフランセスコ・モリナリ（伊）、7位ティレル・ハットン（英）と続いている。

　日本勢で唯一のランクインとなった松山。昨季大会では予選ラウンドでラファエル・カブレラ-ベロ（スペイン）に敗れて決勝ラウンド進出を逃す結果となったが、今大会ではベスト8に進出すると予想されている。9位は欧州ツアーを主戦場とする新鋭、トーマス・ピータース（ベルギー）、10位はセルヒオ・ガルシア（スペイン）となっている。