その他
諸見里に期待すること
2008年1月6日(日)午後4:15
昨年国内女子ツアーの日本女子オープンのビッグタイトルを獲得した諸見里しのぶが、拠点にしている神戸で同門の上田桃子らとともに始動した。
とかく今季米女子ツアーに本格参戦する上田にばかりスポットが当たりがちだが、これまでのゴルフ人生、実は諸見里の方が実績は断然上。ジュニア時代から「スイングだけなら、宮里藍より上」と言われ、高校生のときもプロの試合で優勝まであと一歩に迫ったことが何度もある。高校時代これといって目立った戦績のない上田は「(諸見里)しのぶを見て、“同じ年でもこんなに凄いことができるんだ”と感心しました。彼女の影響で江連(忠プロ)さんに習いたい、と思ったんです」と同門となったいきさつを語っている。
米ツアー挑戦も諸見里の方が先。日本でプロテストに合格した05年にアメリカのQTにも合格し、06年は日米を往復しながら、厳しい戦いに挑んできた。あいにくアメリカでは思うような結果を出せなかった。だが、昨年は日本女子オープンのタイトルを獲得し、プレーヤーとしてひと回り大きくなっている。
「態勢を立て直して、もう1度アメリカに挑戦したい」という夢は、06年にシードを獲れずに帰国してからずっと胸の内にある。今年、同級生の上田が渡米することで、益々挑戦意欲をかき立てられるはず。今季の諸見里は賞金女王候補のひとり。国内で足場を固め、来季はアメリカへという青写真を描いているに違いない。
とかく今季米女子ツアーに本格参戦する上田にばかりスポットが当たりがちだが、これまでのゴルフ人生、実は諸見里の方が実績は断然上。ジュニア時代から「スイングだけなら、宮里藍より上」と言われ、高校生のときもプロの試合で優勝まであと一歩に迫ったことが何度もある。高校時代これといって目立った戦績のない上田は「(諸見里)しのぶを見て、“同じ年でもこんなに凄いことができるんだ”と感心しました。彼女の影響で江連(忠プロ)さんに習いたい、と思ったんです」と同門となったいきさつを語っている。
米ツアー挑戦も諸見里の方が先。日本でプロテストに合格した05年にアメリカのQTにも合格し、06年は日米を往復しながら、厳しい戦いに挑んできた。あいにくアメリカでは思うような結果を出せなかった。だが、昨年は日本女子オープンのタイトルを獲得し、プレーヤーとしてひと回り大きくなっている。
「態勢を立て直して、もう1度アメリカに挑戦したい」という夢は、06年にシードを獲れずに帰国してからずっと胸の内にある。今年、同級生の上田が渡米することで、益々挑戦意欲をかき立てられるはず。今季の諸見里は賞金女王候補のひとり。国内で足場を固め、来季はアメリカへという青写真を描いているに違いない。