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日本チーム、プレーオフを制し6大会ぶり3度目の優勝を飾る!!

2007年12月2日(日)午前0:00

 KYORAKU CUP 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦(福岡・センチュリーGC)は2日、各国12名ずつが18ホールのストロークプレーで戦う最終日の競技を終了。前回大会まで2勝4敗1引き分けの日本チームが、プレーオフの末韓国チームを破り、6大会ぶり3度目の栄冠を手にした。

 勝利は2点、引き分けは1点が与えられる今大会。1日目に13ポイント対11ポイントと2ポイントリードした日本チームは試合序盤、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯など今季2勝の飯島茜、今大会6戦全勝でポイントゲッターの横峯さくらが白星を挙げ、2勝2敗のタイで2点リードをキープ。しかしそこから韓国チームの逆襲が始まる。5組目の川原由維が4打差で敗れると、引き分けを1つ挟み、キャプテンの米山みどりと上原彩子が敗れ、韓国チームに逆に4ポイント差をつけられた。

 ここで踏ん張りたい日本チームは、前田久仁子、日本女子オープンゴルフ選手権競技で公式戦初Vを飾った諸見里しのぶ、佐伯三貴が3連勝し、再び2ポイントリードで最終組へ勝負を持ち込んだ。最終日のアンカーを任されたのは、前日8アンダー64と爆発した有村智恵。だが、この日は立ち上がりからボギーを重ねると最後までリズムに乗れず、李知映の前に敗北。24ポイント対24ポイントの同点で、18番パー5をサドンデス形式で対戦するプレーオフへ突入した。

 プレーオフは1組目の横峯が李宣和と、2組目で諸見里が全美貞と引き分け、3組目に登場した古閑美保に運命が託された。前週国内ツアー最終戦で優勝している古閑はこのプレッシャーの中、3オン、2パットのパーでホールアウト。対する張晶はパーパットを決めきれず、日本チームに歓喜がもたらされた。

 6大会ぶりの勝利にキャプテンを務めた米山は「みんな頑張ってくれた。こんな私について来てくれてありがとう」と涙を浮かべ、チームメイトに感謝。喜びをチーム全員で分かち合った。尚、日本チームで唯一人2勝を挙げた横峯が大会MVPに輝いている。
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