2009年、ドバイで世界一賞金額の高いトーナメントが行われる。

　現地時間20日に行われた欧州ツアーの発表によると、ジュメイラ・ゴルフ・エステイツで5年間の予定で行われ、最終戦となるドバイ・ワールド選手権（2009年11月19?22日）は、賞金総額1000万ドル（約11億円）、優勝賞金166万ドル（約1億8,000万円）というビッグトーナメント。同時に、同ツアーの賞金ランキングはこれまでのオーダー・オブ・メリットという呼び方から、ザ・レース・トゥー・ドバイいう名称に変わり、同ランク1位から60位までの選手に出場権が与えられる。

　さらに、賞金王には200万ドル（約2億2,000万円）、2位には150万ドル（約1億6,000万円）のボーナスも与えられることになる。欧州ツアーは現在、新しいインターナショナル・ヘッドクォーターをドバイに建設中で、オイルマネーがツアーの大きな支えになっている。

　また、これまで賞金額が世界で最も高かったのは、賞金総額900万ドル（約9億9,000万円）の米男子ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権だった。