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A.カブレラ、V.シンを振り切って優勝!
2007年11月5日(月)午前0:00
全米オープン王者が、かつての世界ランキングNo.1を力ずくで退けた。
欧米の実力者がアジアンツアーに集結したバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGC)は現地時間4日、最終ラウンドを行った。強風が吹き荒れるタフなコンディションの中、2位に4打差の通算9アンダー首位でスタートしたカブレラは、17番までにスコアを2つ落とす苦しいラウンド。そのスキに、カブレラと6打差の4位タイで出たビジェイ・シン(フィジー)が、4番のイーグルなどで猛追した。
シンは最終18番で6メートルのイーグルパットを外したものの、バーディを奪取した。ついに通算7アンダーでカブレラと並んで先にホールアウト。だが、最終組のカブレラはメジャー王者らしい落ち着きで、同じ18番をバーディで締めくくり、シンに1打差の通算8アンダーで逃げ切った。
「強い風の吹くタフな一日だった。ビジェイが追い上げてくるのはわかっていた。上がり2ホールで自分が良いプレーをできるかどうかにかかっていたが、それがやれた」と胸を張ったカブレラ。6月の全米オープン以来初めての勝利の美酒にどっぷりと浸っていた。
3連覇を目指したアダム・スコット(豪)は、通算3アンダー3位。世界ランキング2位のフィル・ミケルソン(米)は、8オーバー79を叩いて通算8オーバー。前日の11位タイから23位タイへと順位を落として、アジアンツアー初参戦を終えた。
日本勢は初日から好プレーを続けていた平塚哲二が、通算1オーバー7位と大健闘。他は矢野東が通算3オーバー11位、清田太一郎が通算10オーバー33位タイ。宮里聖志は46位タイ、高山忠洋は52位タイで4日間の競技を終了した。
欧米の実力者がアジアンツアーに集結したバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGC)は現地時間4日、最終ラウンドを行った。強風が吹き荒れるタフなコンディションの中、2位に4打差の通算9アンダー首位でスタートしたカブレラは、17番までにスコアを2つ落とす苦しいラウンド。そのスキに、カブレラと6打差の4位タイで出たビジェイ・シン(フィジー)が、4番のイーグルなどで猛追した。
シンは最終18番で6メートルのイーグルパットを外したものの、バーディを奪取した。ついに通算7アンダーでカブレラと並んで先にホールアウト。だが、最終組のカブレラはメジャー王者らしい落ち着きで、同じ18番をバーディで締めくくり、シンに1打差の通算8アンダーで逃げ切った。
「強い風の吹くタフな一日だった。ビジェイが追い上げてくるのはわかっていた。上がり2ホールで自分が良いプレーをできるかどうかにかかっていたが、それがやれた」と胸を張ったカブレラ。6月の全米オープン以来初めての勝利の美酒にどっぷりと浸っていた。
3連覇を目指したアダム・スコット(豪)は、通算3アンダー3位。世界ランキング2位のフィル・ミケルソン(米)は、8オーバー79を叩いて通算8オーバー。前日の11位タイから23位タイへと順位を落として、アジアンツアー初参戦を終えた。
日本勢は初日から好プレーを続けていた平塚哲二が、通算1オーバー7位と大健闘。他は矢野東が通算3オーバー11位、清田太一郎が通算10オーバー33位タイ。宮里聖志は46位タイ、高山忠洋は52位タイで4日間の競技を終了した。