2年先輩の谷原から「良い助っ人になる」と太鼓判のキャディ谷口拓也「全ホール難しい、モンスターコース」
2017年6月14日(水)午後6:00
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「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」で4位、「BMW PGA選手権」で3位と今季は世界の舞台で活躍を見せている谷原秀人。マスターズでは予選落ちと悔しい結果に終わったが、メジャー第2戦「全米オープン」に向けては調子を上げてきている。
現地6/13(火)練習ラウンドを終えた谷原を現地ラウンド解説を務める杉澤伸章が直撃。全米オープンの秘策とは?
昨年に続いて2年連続の全米オープン出場となる谷原は難コースを前に意外なコメントを口にした。
「意外とフェアウェイは広い。いつもの全米オープンより広いし、日本の3倍くらいはある。これだけフェアウェイが広ければラフが難しいのは仕方ない。それくらい受け入れますよ(笑)」
全米オープンへの意気込みを聞くと「アメリカでも欧州でも日本と変わらない。作戦もないっす。いつも通りのプレーでどこまでやれるか、ベストを尽くすだけです」とマイペース。
それでも谷原には秘策があった。
「作戦といえば・・・作戦その1は谷口拓也ですね(笑)」と冗談交じりに話しながらも「高校生の時から知っているし、プロになってからも一緒に行動していた。マンションも隣の部屋だったしね(笑)良い助っ人になる」と今大会でキャディを依頼した東北福祉大の2年後輩にあたる谷口へ期待を寄せた。
全米オープンという大舞台で先輩のバッグを担ぐことになった谷口拓也は「気の抜けないホールはないし、キーになるのは全ホール。短いとか長いとか関係なく全ホール難しいのでしっかりキャディしたい」と意気込み。
コースの印象については「ヘビーコース、モンスターコースですよ。リンクス風のコースでフェスキューがあるので、いかにフェスキューを避けて確実にフェアウェイを捉えていけるか。グリーンも大きそうに見えて、小さく感じる。大きなグリーンでも面が分かれているので、寄らないようなところを避けていくコースマネジメントを心がけたい。あとは谷原先輩に任せて(笑)」とコメント。
「作戦はない」と言った谷原だったが、インタビューを終えるとすぐに練習場へ直行し、入念にショットの調整を行った。多くは語らないが、さすがはアメリカ、ヨーロッパで結果を出してきた谷原。全米オープンでも後輩谷口拓也とのコンビで世界を驚かせて欲しい。
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全米オープンゴルフ選手権
1日目 6/15(木) 午後11:00~翌午前10:00
★1日目は「ゴルフネットワークプラス」で午後9時30分より配信
2日目 6/16(金) 午後11:00~翌午前10:00
3日目 6/17(土) 午後11:00~翌午前9:00
最終日 6/18(日) 午後11:00~翌午前9:30
【解説】佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士
【現地ラウンド解説】プロキャディ杉澤伸章
※1日目~3日目は最大延長午前11:00まで、最終日は午前11:30まで