最後の全米女子を戦った宮里は41位 ルーキーのパクが初優勝!
2017年7月17日(月)午前8:35
米女子ツアーの今季メジャー第3戦 全米女子オープンは現地時間16日、ニュージャージー州のトランプナショナルGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。宮里藍が2オーバー74で回り、41位タイとなった一方で、ツアールーキーのパク・スンヒョン(韓)がメジャー初優勝を飾っている。
36位タイからスタートした宮里は、2番でこの日最初のバーディを奪うも、6番から連続ボギーとスコアを落としてハーフターン。後半も10番をボギーとした直後の11番でバーディを取り返すが、上りホールでボギー。トータル2バーディ、4ボギーの「74」でホールアウト。通算4オーバー41位タイで最後の全米女子オープンを終えた。
一方、10位タイからスタートした野村敏京は、1番からバーディを奪う好スタート。しかし後半は13番でダボを喫するなど、5オーバー77と崩れ、通算2オーバー33位タイ。また葭葉ルミは3バーディ、7ボギーの「76」とスコアを落とし、通算8オーバー51位タイとなっている。
優勝は、通算11アンダーまでスコアを伸ばしたパク。3打差の4位からスタートした同選手は、前半から順調にスコアを伸ばし、トータル6バーディ、1ボギーと連日で「67」をマークして逆転。ルーキーイヤーながら全米女子オープンでツアー初優勝を挙げている。
トップと2打差の単独2位にアマチュアのチェ・ヘジン、通算7アンダー3位タイにM.J.ハー、ユ・ソヨンと韓国勢が上位を独占。完全優勝に王手をかけていたフォン・シャンシャン(中)は、カルロタ・シガンダ(スペイン)、李定垠(韓)とともに通算6アンダー5位タイとなっている。
その他上位陣は、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算3アンダー13位タイ、チョン・インジ(韓)が通算2アンダー15位タイ、レクシー・トンプソン(米)は通算1オーバー27位タイ。一方、リディア・コ(ニュージーランド)はこの日も2オーバー74とスコアを落とし、通算2オーバー33位タイで4日間の競技を終えている。