シニアツアー賞金王 倉本昌弘プロの新レッスン番組がスタート!
2015年7月6日(月)午後7:30
ゴルフ管理スコアアプリ「ゴルフネットワークプラス」を活用した、レッスン番組「ゴルフdataでスコアアップ!」。12月、1月は永久シード保持者の倉本昌弘プロが登場!
8月、9月に登場した藤田寛之プロは、その後「アールズエバーラスティングKBCオーガスタ 」、「アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップゴルフ 」と2勝。
10月、11月登場の池田勇太プロは、国内メジャー「日本オープン」に優勝。この番組に出演したプロは優勝するジンクスが生まれています。
倉本プロも、今年すでに日本シニアオープンで勝利。さらに番組収録の直後にシニア最終戦の「いわさき白露シニア」で優勝し、逆転で2010年以来のシニア賞金王を決めました。
今年から、PGA会長としての活動も活発に行われている倉本プロは、日本ツアーで初めてスタッツを活用した先駆者としても知られています。いわば、ゴルフデータを分析してプレーに活かす元祖といえる存在です。
番組では「ゴルフネットワークプラス」を活用することで得られる分析結果を活用してプレーに活かす方法を、倉本プロが伝授します。
測量器を使って、ヤーデージブックを自作
もともと感覚や目測でプレーすることの多かった日本のプロゴルフ界。 倉本プロはそこに現在主流となるヤーデージブックやデータ分析を持ち込んだ第一人者。
コースマネージメントを重視し、いわゆる“刻み"、レイアップを日本に持ち込んだのも倉本プロが最初だと言われています。導入当初は色々と苦労もあったようです。
「アメリカでは、コースにヤーデージブックが販売されています。ところが日本のコースにはない。そこでキャディが測量器を担ぎ、グリーンエッジに反射板をおいたりしながら、緻密に測定しヤーデージブックを自作していました。見通しの悪いドッグレッグホールでは、三点測量します。当時、他のプロは何やってんの?という感じだったでしょうが、私としては見た目でプレーせず精度を突き詰めたかったのです。レイアップは、距離が正確にわかるからこそ、できることなのです」(倉本プロ)
倉本流スコアカードの付け方
倉本プロは、ツアーで各部門のスタッツを測定する以前から、自身のプレーデータを蓄積して活用していたといいます。
例えば、FWキープ率は文字通りティーショットがフェアウェイに乗っている割合を示すもの。しかし、倉本プロは仮にフェアウェイにボールがあったとしても、自分が打ってはいけない位置と考えるボールに関しては、FWキープとはみなさないといいます。その上で14回中、9回成功すること(64%)を目安しているそうです。
ティーショットで重要なことは、次打が打ちやすい場所にあること。ラフであってもセカンドショット以降が打ちやすいところにあれば問題ないと考えるのが倉本流。打ったショットは出来に応じて、5点満点で点数をつけると言います。
例えば、思ったより右に行ってしまいラフに入ってしまったけれど、距離も出ているしセカンドも狙いやすいので、「3」点といった具合です。
「データを取ると、自分のプレーしたイメージと実際の結果とのすり合わせが出来ます。自分の思っていたよりも、実際の数字は良かったり悪かったりします。問題は、そのデータをどう分析するか。分析力が重要になりますね」(倉本プロ)
重要なのはスタッツの数字を向上させることではなく、プレーに活かすことという倉本プロ。グリーンの真ん中を狙い続ければ、パーオン率は向上するかもしれませんが、ロングパットが残ってしまい、パッティングに負担がかかってしまいます。
「データは単純ではない」という倉本プロ。
番組内では、データを見ながら課題を解決するレッスンも行っています。
第1回放送は、12月2日よる10時から
ぜひご覧ください。
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