欧州男子
欧州ツアーは初日延期、濃霧でスタートできず
2014年5月9日(金)午前10:52
欧州ツアー、マデイラ・アイランド・オープンの第1ラウンドは、濃霧のためスタートすることができず、延期となった。
現地時間8日に開幕した同大会だが、海抜700メートルに位置する舞台のクラブ・デ・ゴルフ・ド・サント・デ・セラ(ポルトガル)は早朝から濃霧に包まれた。霧は一向に晴れる気配を見せず、午後になってもコースはガスに包まれたまま。結局、ツアー関係者は午後5時になってこの日のラウンドを翌日に延期することを決定した。
同ツアーの現地気象学者、ガイ・ネスタ?氏は「霧が出ることは予想されたが、昼前後までだと思っていた。予想より長く霧が続いてしまった。明日も朝は霧が出ているかもしれないが、その後は晴れるだろう」と、希望的な観測を口にした。
今週、米男子ツアーでは“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権が行われていることもあり、世界ランク上位選手はあまり出場していないとはいえ、欧州ツアー2勝目を狙うオリバー・フィッシャー(英)らにとっては大切な一戦。大会前に「自分のベストを尽くすだけ。楽しみにしています」と意欲を見せていたが、初日はお預けとなってしまった。2012年大会覇者で地元出身のリカルド・サントス(ポルトガル)らもマデイラの天候には慣れているとはいえ、恨めしそうに霧を見つめていた。