【動画】後退も予選ラウンド突破の石川 「恥ずかしながら自分のベスト」 日本勢5選手が決勝ラウンドへ
2016年2月1日(月)午後0:29
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米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイが現地時間15日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。石川遼ら日本勢5選手が決勝ラウンド進出を決めた。
初日を「67」の32位タイで終えていた石川だったが、午前中のスタートとなったこの日は苦戦。インスタートの12番でボギーが先行すると、16番パー4では1メートルにつけてバーディを奪ったものの、前半をイーブンパーで折り返す。バックナインでも2番パー4でボギーを喫すると、その後はパープレーが続き最終9番パー5のバーディで、3バーディ、3ボギーのイーブンパー70でホールアウト。スコアを伸ばすことが出来ず、通算3アンダー66位タイと大きく順位を落としたが、カットライン上で予選ラウンドは突破となった。
ラウンドを終えて石川は「2日間で3アンダーは恥ずかしながら、このコースでは自分のベストだと思う」と振り返り。その一方で「自分で難しくしている」部分があるも話し「アイアンで良いショットは1つもなかった。下も固いので、ラフでもフェアウェイでも普段とは感覚が違う」と悔しさをにじませた。それでも「パットやアプローチは、以前にこのコースに挑戦した時よりも成長していると思う」と明るい材料もあるようで、まずはムービングサタデーでの巻き返しを狙う。
日本勢最高位は小平智と片岡大育。52位タイから出た小平は、前半を2アンダーで折り返すと、バックナインでも2つのバーディを積み重ね、3アンダー67でホールアウト。通算5アンダー36位タイに浮上した。また、宮里優作と谷原秀人は通算4アンダー47位タイとなっている。
一方で武藤俊憲と岩田寛は決勝ラウンドに残ることが出来なかった。104位タイからの巻き返しを狙った武藤は2バーディ、1ボギーの1アンダー69と大きくスコアを伸ばせず。そして、116位タイから出た岩田は、インスタートの16番から3連続バーディを奪うなど、前半は4アンダーでラウンドしたものの、バックナインに入り2番からの6ホールで痛恨の3ボギー。共に通算イーブンパー104位タイで大会を後にしている。
通算12アンダーでリーダーボードのトップに立ったのは、5アンダー「65」でラウンドしたブラント・スネデカー(米)。1打差の単独2位にケビン・キスナー(米)がつけており、通算10アンダー3位タイには昨季の全英オープン覇者ザック・ジョンソン(米)、ルーク・ドナルド(英)、ザック・ブレア(米)ら実力者が並んでいる。
初日トップタイの52歳、ビジェイ・シン(フィジー)は1アンダー69と伸び悩み、通算8アンダー12位タイに後退。アダム・スコット(豪)は通算4アンダー47位タイ、昨季覇者のジミー・ウォーカー(米)は通算3アンダー66位タイで予選ラウンドを突破している。
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3日目 1月17日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 1月18日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images