【動画】ショットに手応えの松山、「65」で単独2位発進! 24位タイの石川は「自分のゴルフが出来ている」
2015年12月5日(土)午前9:54
米男子ツアーとアジアンツアー共催の「CIMBクラシック」が現地時間29日にマレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に第1ラウンドの競技を終え、7アンダー「65」をマークした松山英樹が3打差単独2位の好発進。石川遼も24位タイと上々の滑り出しを見せた。
17位タイに入った開幕戦から1週間のオープンウィークを経て今週を迎えた松山。この日は出だし10番パー5で2オンからきっちりバーディを獲ったあと、12番ではバンカーから見事なチップインバーディを披露。その後は13番ボギーで一歩後退も14番でピンそばに寄せてすぐさま取り返し、16番でも1つ伸ばして3アンダーで折り返す。
後半も10番からスコアを伸ばした松山は、そこからスコアを落とすことなく3バーディを上積み。パーを4つ並べて迎えた6番から連続バーディ、さらに最終9番をバーディで締め、8バーディ、1ボギーのラウンドで待望のツアー2勝目へ好スタートを切った。
「ティーショットが安定していたし、パーオン率も高かったのでその部分は良かった」とこの日のショットの出来を振り返った松山。開幕前には練習不足を口にしていたものの、「セカンドをグリーンに乗せられてるのでバーディチャンスも多かったし、外しても次またつけられていた。そのあたりは良いプレーが出来たと思う」とプレー内容には一定の満足を口にしている。
開幕から3連戦を戦う石川は、インスタートの10番でボギーを叩いたあと、12番バーディからはパープレーを続けてイーブンパーの折り返し。後半も1番でボギー先行の苦しい展開となったが、直後2番から3連続バーディで一気に2アンダーまで伸ばすと、その後の6番では距離のあるバーディパットを沈めて「69」。2日目は首位との7打差をどこまで縮められるだろうか。
競技後、石川は「体の切れはあまり良くない。ショットのタイミングが合わない感じだった」と自身のコンディションについてコメント。「切れがないとスイングのタイミングもあってこない。今日はそういうリカバリーの部分は出来たかなと。リカバリーすることがゴルフだと思うし、ミスしないようにというのは出来ないと思うので、ミス多かった中でリズムよくやれてるというのは自分のゴルフが出来ている感じがする。明日もリズムを崩さず出来ればと思う」と上位進出に意気込みを見せている。
10アンダー62の単独首位はスコット・ピアシー(米)。10バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフでリーダーボードのトップを射止めた。6アンダー66の3位タイにはキーガン・ブラッドリー(米)、チャールズ・ハウエルIII(米)ら5人が並び、開幕戦から2位、2位タイと好調のケビン・ナ(米)やブランデン・グレイス(南ア)ら8人が5アンダー67の8位タイに続いた。
そのほか、アダム・スコット(豪)は4アンダー68でパトリック・リード(米)らと並ぶ16位タイ。パワーランキング(優勝予想)1位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、1アンダー71の50位タイとやや出遅れている。
「CIMBクラシック」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会初日の模様は本日29日(木)午後7時?再放送!
1日目再放送 2015年10月29日(木) 午後7:00?午後10:00
2日目 2015年10月30日(金) 午前11:30?午後3:30
3日目 2015年10月31日(土) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
4日目 2015年11月01日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)