【動画】プレーに手応えの松山、12位タイで今季終える「優勝に必要なものを考えて来季につなぐ」
2015年10月11日(日)午後5:54
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米男子ツアーのザ ツアーチャンピオンシップ PLAY OFF最終戦が現地時間27日にジョージア州のイーストレイクGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ジョーダン・スピース(米)がシリーズ史上最年少(22歳)で年間王者の座に輝いた一方、8打差10位タイからスタートの松山英樹は通算イーブンパー12位タイで今季を終えることとなった。
1番パー4から2打目を残り約2メートルにつけてバーディ発進を切った松山。直後にボギーを叩きながらも4番バーディで取り返すと、7番ボギーのあと8番、9番と長めのバーディパットを立て続けに沈めて連続バーディとし、2アンダーの良い流れで前半を折り返す。
しかし、後半は10番からボギーを叩く苦しい出だしとなり、その後の13番では5メートル弱のバーディチャンスを沈めて持ち直したものの、14番パー4で3オン3パットのダブルボギー。18ホールを通じて5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70のラウンドとなった。
「良いプレーも出来ている。ひとつずつ精度を上げていければ優勝争いにも絡んでいけると思う」と自身のパフォーマンスに一定の満足を口にした松山。この結果、フェデックスカップ・ポイントランキング16位タイでシーズンを終えることとなり、「良い意味でも悪い意味でも普通だったという感じ」と白星を挙げられずに終わった今季を振り返った。
その上で「優勝を目指してやっているので、そこに手が届かなかったということは何かが足りないということ。優勝するために何が必要かをしっかり考えて来季につなげていきたい」と前を見据え、「来季という感じはしないが、しっかり切り替えて頑張りたい」と来月から始まる新シーズンへの意気込みをコメント。次週に控えるザ・プレジデンツカップ(10月8日?11日/韓国、ジャック・ニクラスGC)ではどのようなプレーを見せてくれるだろうか。
通算9アンダーで今大会を制したのは前日首位のスピース。シリーズ最年少の年間王者に輝き、総合優勝のボーナス1,000万ドルを手にしている。1打差2位から出たヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は後半の失速で通算5アンダーまで後退し、ジャスティン・ローズ(英)、ダニー・リー(ニュージーランド)と2位タイに並んだ。通算4アンダー5位タイにはバッバ・ワトソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ポール・ケイシー(英)の3人が入っている。
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