【動画】「風も強くて、グリーンは去年よりも早い」 コンディションに悩まされた松山は初日39位タイ発進
2015年10月3日(土)午後1:30
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米男子ツアーのドイツバンク チャンピオンシップ PLAY OFF第2戦が現地時間4日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一の出場となった松山英樹はイーブンパー71でラウンドし、39位タイとなった。
初日はインスタートの松山。10番パー4で9メートルを沈めてバーディ発進を決めると、イーブンパーで迎えた17番パー4ではフェアウェイからの第2打をピンそば40センチに寄せるスーパーショット。18番でもスコアを伸ばし、前半を2アンダーで終える。
しかし、後半に入り1番で約3メートルのパーパットを外すと、続く2番パー5では2打目をグリーン右の池に入れてしまいイーブンパーに逆戻り。その後2つのバーディをマークしたものの、ボギーも2つ叩いてしまい、トータル6バーディ、6ボギーと出入りの激しい1日を終えた。
「ティーショットはある程度フェアウェイにいったが、その後のアイアンがバラバラで、そういうところでミスが重なってボギーを6つ叩いてしまった。もったいないラウンドだった」とこの日のプレーを振り返った松山。早い時間帯のスタートで「風も強くて、グリーンは去年よりも早い。そこで戸惑いはあった」とコンディションにも悩まされた18ホールとなった。
今大会で60位以内に入れば、最終戦へ出場できる目安のポイントに到達するが、まずは予選通過に向けて「イージーなミスもありましたけど、これは無理だっていうボギーもあった。そこは切り替えてやるしかない。しょうもないミスをたくさんしているので、頑張ってアンダーパーに持っていきたい」と話した。
一方、松山と同組でのラウンドとなった世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は14番でボギーが先行するも、16番、18番でバーディを奪い1アンダーでハーフターン。3番から連続バーディをマークし、一時3アンダーまでスコアを伸ばしたが、上がり2ホールを連続ボギーとしてしまい4バーディ、3ボギーの1アンダー70でホールアウト。フィル・ミケルソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)らと並び26位タイとなっている。
リーダーボードのトップは、6アンダー65で回ったブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)。2打差の2位タイには、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、リッキー・ファウラー(米)、イアン・ポルター(英)、ルーク・ドナルド(英)らがつけている。2週連続優勝を狙うジェイソン・デイ(豪)は3アンダー68の11位タイ、世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース(米)は4オーバー75で80位タイと前週に続き苦しい初日となっている。
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