「TANIHARA!!」現地も熱狂!谷原が準決勝進出、次戦の相手は世界1位のD.ジョンソンに
2016年11月27日(日)午後5:12
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「WGC?デル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権」4日目、グループ予選を勝ち上がった16名によるノックアウト方式の決勝トーナメントが行われた。
午前中は1回戦が8試合、午後に準々決勝の4試合が行われベスト4が出揃った。
日本勢で唯一、決勝へと駒を進めた谷原秀人は1回戦、準々決勝と連勝。ベスト4進出を決め、目標だったマスターズ出場にも大きく前進した。ホールアウト後には「(マスターズ出場について)今年1年がんばった結果が結びついて本当に嬉しい」と喜びを表した。
WGCマッチプレー準決勝は26(日)よる11時からゴルフネットワークで生中継
1回戦の相手は過去にWGCマッチプレーで2位に入るなど強敵ポール ・ケーシー。
前日のインタビューでは「ポール・ケーシーは良い選手なので、粘って粘って最後まで戦いたい」と話していた通り、ケーシーとの戦いは手に汗握る一進一退の攻防に。まさにマッチプレーの真髄といった戦いとなった。
「昨日とは風が真逆で、この風ではプレーしたことがなかったので非常に難しかった。ピンポジションが難しくなり、グリーンが読みづらくてお互いパッティングは苦労した」と話すように、スタートの1番ホールで谷原がバーディを奪った以降は、お互いバーディが奪えずにパーが続く。
オールスクエアで迎えた16番パー5。谷原は残り246ヤードからピン奥4mに2オン。ケーシーがボギーを打ったのに対して谷原は確実にバーディを奪い1アップ。
続く17番パー3では谷原がピンそば約1.5mにつける快心のショットを見せ、連続バーディで勝負あり。2&1で谷原がケーシーに勝利。
現地でも谷原のスーパーショットや好プレーにギャラリーが湧き、「TANIHARA!!」コールも巻き起こった。
休む間もなく準々決勝へ。相手は松山英樹と同じ予選グループのロス・フィッシャー。1回戦ではババ・ワトソンを4&3で下して勝ち上がってきた。
「誰が来ても一緒なのでいつも通りやります」準々決勝のマッチになっても谷原は落ち着いていた。
1番ホールでボギーを叩き、1ダウンとするも6番から4ホール連続でポイントを奪い前半を4アップのリードで折り返す。後半に入っても谷原優勢の展開は変わらず、終盤の14番、15番でフィッシャーがポイントを奪って粘りを見せるが、16番で決着。4&2で谷原が勝利し、ベスト4進出を決めた。
「午前中と違って風もなくなり、プレーしやすかった。2日目や3日目と似たようなピンポジションだったのでラインもわかってきた。バーディも絡みながら、ロスの小さなミスもあって前半は楽にプレーができた。終盤はいつ終わるのかなって、そればかり考えてました。」と振り返った。
準決勝の相手は世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン。今大会は負けなしで圧倒的な強さを見せているジョンソン。
「明日はとにかく強敵なのでいつものように淡々とプレーしたい」と意気込みを語った。
誰が相手でもブレることのない「谷原らしさ」。
マスターズ出場へ、そしてマッチプレー世界1の頂点を目指して、いよいよ最終日。世界ランキング1位を相手にどんなプレーを見せてくれるのか、世界を驚かせて欲しい。
<最終日>
【準決勝】※日本時間
3/26(日)
午後11:00 J.ラーム vs B.ハース
午後11:12 谷原秀人 vs D.ジョンソン
ゴルフネットワークでは26(日)午後11時?生中継!
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WGC-デルマッチプレー
WGCマッチプレーは連日ゴルフネットワークとNHK BS1のリレー中継
<準決勝・決勝>
前半 3/26(日)午後11時?翌朝6時(LIVE)
後半 3/27(月)午後8時?午後11時(VTR)
【見逃し配信】WGC-デルマッチプレー
【放送予定】WGC-デルマッチプレー
(写真:Getty Images)