C.シュワーツェルが「苦戦」も大会4勝目に王手 B.グレイスが9位タイ浮上
2015年12月5日(土)午後3:30
欧州ツアーの今季初戦、アルフレッド・ダンヒル選手権が現地時間28日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。チャール・シュワーツェル(南ア)が2アンダー70とスコアを伸ばし、通算13アンダーで優勝に王手をかけた。
今大会を過去に3度制しているシュワーツェル。後続に5打差をつけてスタートしたこの日は、立ち上がりの1番こそボギーとするも、6番から連続バーディをマークし、前半を1アンダーでハーフターン。バックナインは17番のバーディ1つにとどまったが、3バーディ、1ボギーの内容でホールアウトとなった。
シュワーツェルは、2位以下に3ストロークのリードで最終日を迎えることとなったが「正直に言って、とても心地悪い。苦戦したよ」とラウンドを振り返って悔しさを見せた。その原因を「最初の2日間良かったロングゲームが今日はそこがひどくて全然しっくりこなかった」と話した。
しかし、その一方で「ポジティブな面もある」とも語り「これまではこういうプレーをするともっと悪いスコアを出していた。悪いながらにアンダーパーで回ることができるのは大会を勝つ方法でもあるんだ」と前向きにラウンドを捉えた。フィーリングに関しても「良い時とそれほどかけ離れているわけではない」と話しており、大会4勝目に向けて「ちゃんとしたゴルフをプレーしたいね」と気持ちを切り替えていた。
通算10アンダーの2位タイには、9アンダー「63」を叩きだしたセバスチャン・グロス(仏)とベンジャミン・ヘバート(仏)。通算8アンダーの単独4位にはディラン・フリテッリ(南ア)がつけている。一方、52位タイから出たディフェンディング・チャンピオンのブランデン・グレイス(南ア)は、バックナインで4つスコアを伸ばすなど、6アンダー66をマーク。通算6アンダー9位タイに順位を上げている。
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最終日 11月29日(日) 午後7:30?11:30※延長 深夜2:00まで
写真提供:Getty Images