C.シュワーツェルが大会4勝目に向けて独走状態に 昨季王者は辛くも予選通過
2015年12月4日(金)午後1:31
欧州ツアーの今季初戦、アルフレッド・ダンヒル チャンピオンシップが現地時間27日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に順延となっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を終了。チャール・シュワーツェル(南ア)が第2ラウンドを5アンダー67でラウンドし、通算11アンダーで単独首位に立った。
第1ラウンドを「66」の単独2位で終えていたシュワーツェル。インスタートとなった第2ラウンドは、出だしの3ホールで2つのバーディをマークすると、3アンダーで迎えたバックナインでも3つのバーディを奪取。18ホールを通じてボギーを1つにとどめ、6バーディ、1ボギーの内容で後続に5打差をつけた。
前週のDPワールドツアーチャンピオンシップドバイでは4位に入り「ここ何週間かはとても良いプレーをしていたし、今週は更に幾つか細かい点が向上したのが良かった」とプレーに手応えを感じているシュワーツェル。特に「ロングゲームが冴えている」ことで、チャンスを多く作り出しており「パットを決めることが出来ればさらに良いスコアを出すことができるよ」と話す。
今大会は過去10度の出場で優勝が3回、2位が4度と好相性。「間違いなくここへ来てプレーするのが一番好き」と本人も話すように、4度目の優勝に向けて自信をのぞかせている。2011年マスターズ王者も現在の世界ランキングは50位まで後退。昨季はツアー優勝を挙げることができなかったが、得意コースで復活ののろしを上げることは出来るだろうか。
通算6アンダーの2位タイには、ヨースト・ルーテン(仏)、リチャード・スターン(南ア)らが並んでいる。ディフェンディング・チャンピオンのブランデン・グレイス(南ア)は前半2を2オーバーと苦しみながらも13番パー5をイーグルとするなど、1オーバー73の通算イーブンパー52位タイで予選ラウンドを辛くも突破。一方で、昨季全試合で予選通過を果たしたルイス・ウーストハウゼン(南ア)は7番パー3で「8」を叩くなど4オーバー76と崩れ、通算2オーバー77位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
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3日目 11月28日(土) 午後7:30?11:30
最終日 11月29日(日) 午後7:30?11:30※延長 深夜2:00まで
写真提供:Getty Images