R.マキロイが逆転優勝! 最終戦Vで2年連続の年間王者に輝く
2015年12月2日(水)午後6:03
欧州ツアーの今季最終戦、DPワールドツアーチャンピオンシップドバイが現地時間22日、UAEのジュメイラ・ゴルフ・エステーツを舞台に最終ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)が6アンダー「66」をマークし、今季ツアー3勝目とともに2年連続となる年間王者のタイトルを獲得した。
前日の「65」でトップのアンディ・サリバン(英)と1打差でこの日を迎えたマキロイは、イーブンパーで迎えた前半5番から3連続バーディを奪ってサリバンを追走。すると1打ビハインドのまま迎えた後半、立ち上がり11番からの連続バーディでついにサリバンをとらえる。
通算20アンダーのトップに並んだマキロイは、勢いそのままに14番、15番と立て続けに伸ばして2打をリードすると、17番ではショットが池に入るトラブルも、約12メートルのボギーパットを見事に沈めて大叩きを回避。サリバンと1打差の通算21アンダーでシーズンの大団円を迎えた。
「14、15番がまさに今日のターニングポイントだった。それと17番のパットもね。あれでわずかにリードを保つことが出来た」とこの日を振り返ったマキロイ。「今週は本当に良いゴルフができた。決勝ラウンドで13アンダーは、これ以上ないシーズンの終え方だよ」と会心のラウンドに満足感を表しつつ「最高の気分でクリスマス休暇を迎えられる」と自身3度目のビッグタイトル獲得に喜びを表している。
この日5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回ったサリバンは、通算20アンダーの単独2位で4日間を終了。シーズン4勝目とはならなかったが、レース・トゥ・ドバイ8位に順位を上げ、総額500万ドル(約6億2,000万円)のボーナスが分配されるトップ15内で今季を終えている。
以下、上位は通算15アンダーの単独3位にブランデン・グレイス(南ア)。通算13アンダーの4位タイに、逆転年間王者を狙ったダニー・ウィレット(英)、エミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)、マシュー・フィッツパトリック(英)ら6人が続いた。48位タイから出たジャスティン・ローズ(英)は6アンダー66のラウンドで通算7アンダー22位タイとなり、ウィレットはレース・トゥ・ドバイ2位、グレイスは同3位、ローズが同4位でシーズンを締めくくった。
「DPワールドツアーチャンピオンシップドバイ」全ラウンド生中継!大会最終日の模様は11月23日(月)午後5時?再放送!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日 11月23日(月) 午後5:00?8:00
写真提供:Getty Images