B.ワトソンが「パー5をねじ伏せて」連覇達成? トリップの優勝予想トップ3
2017年3月7日(火)午前8:49
PGAツアーと欧州ツアーが共同開催する「WGC-HSBCチャンピオンズ」。松山英樹、岩田寛、小平智が出場する今大会は、世界ランキング上位50名のうち35名を含むエリートフィールドで争われる。
日本勢3人の活躍に加え、ジョ?ダン・スピ?スによる世界王者返り咲きの可能性、欧州のポイントレース首位に立つローリー・マキロイのプレーなど、上海での一戦は見どころ満載。そんな同大会の優勝者を米国Golf Channel解説のトリップ・アイゼンハワーが「順当に」予想してくれた。
トリップ・アイゼンハワー
「順当な予想をしたいと思います。1人目は前回覇者のバッバ・ワトソンです。昨季大会ではパー5をねじ伏せて優勝につなげました。ワトソンはこれがWGC初優勝。圧倒的なパワーを活かしてパー5を攻めたことが勝因でした」
「去年のHSBCチャンピオンズで、パー5のスコアを見ると、バッバ・ワトソンは15アンダ?でトップ。プレーオフで敗れたティム・クラ?クが11アンダ?で2位でした。ワトソンは今年もパー5で本領を発揮すると思います」
「優勝候補2人目は世界No.2のジョーダン・スピース。やはり、大穴ではありません。2010年以降、PGAツアー、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの次のシーズンでの初戦での成績を見ると、ジム・フューリックの9位タイがベストです。ローリー・マキロイは予選落ち、タイガー・ウッズは第3ラウンドの予選カットに終わっていますが、スピースは14位タイに入れば世界No.1に浮上する見込みです」
「3人目はスピースに次ぐ世界No.3のローリー・マキロイです。先週のターキッシュエアラインズオープンでは、7月に足首を痛めて以来、出場した6試合で自己ベストの6位タイを記録しました。彼はグリ?ン周りのショートゲームに苦労していましたが、先週は第3ラウンドを終えてリカバリー率が100%。また先週のマキロイは、苦手だった6メートル前後のパットをうまく決めていました」
「先週は第3ラウンドまでボギーが2つだけでしたが、最終ラウンドだけでボギーが3つ。フロントナインのスコアは第3ラウンドまで7アンダーだったものの、最終ラウンドはイーブンパー。最終日にリカバリー率が下がったことも優勝できなかった原因でした。それでも賞金王を目指すレース・トゥ・ドバイで首位のマキロイ、今大会で優勝すれば、タイトル獲得に大きく近づくことになります」
ゴルフセントラル 11月4日号より
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