調子上向きの松山、年間王者目指してシリーズ第2戦へ R.マキロイらの世界頂上対決にも注目
2015年10月1日(木)午後0:51
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米男子ツアーのドイツバンク チャンピオンシップ PLAY OFF第2戦は現地時間4日金曜から、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に開幕。最終ラウンドはレイバーデー(労働者の日)にあたる7日月曜に行われる。フェデックスカップ・ポイントランキング100位までの選手のみが出場を許される今大会で、松山英樹が年間王者へ向けてポイントの上積みを狙う。
前々週のウィンダムチャンピオンシップで約半年ぶりの予選落ちを喫した松山だが、ザ バークレイズ PLAY OFF第1戦では4日間アンダーパーを続け、通算6アンダー13位タイ。4試合ぶりのトップ20入りを果たすなど調子は確実に上向いており、今大会で弾みをつけられれば、昨年のビリー・ホーシェル(米)のように一気に年間王者まで上り詰めることも夢ではない。
問題のフェデックスカップ・ポイントランキングでは現在14位と好位置につけており、トップ70までが出場できるBMWチャンピオンシップ PLAY OFF第3戦への進出はほぼ確定。今大会で60位以内に入れば、ポイント30位以内までが出場できる最終戦のツアー選手権への出場も決まる見込みだ。予選ラウンドでは、今週からシリーズ参戦のローリー・マキロイ(北アイルランド)と同組。大勢のギャラリーを前にスタートダッシュを切れるだろうか。
前戦でポイントランキングトップに立ったのは、世界ランク3位のジェイソン・デイ(豪)。最近4戦で全米プロゴルフ選手権を含む3勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いで、今大会も優勝候補の筆頭に数えられる。一方、ジョーダン・スピース(米)は5月以来初めての予選落ちを喫し、ポイント、世界ランクともにNo.1から2位に転落。絶好調のデイ、世界No.1に返り咲いたマキロイとの戦いからは目が離せない。
そのマキロイはシリーズ初戦をスキップしたことで休養十分。2012年に優勝経験もあり、モチベーションも高い。スピースはもちろんのこと、今週優勝すれば条件次第で世界No.1に立てるデイとの争いは今大会以降も大きな見どころとなるだろうが、現王者として何としても意地を見せたいところだ。
また、シリーズ第3戦出場へ当落線上の選手たちも生き残りをかけて熾烈な戦いを見せる。ポイント70位近辺につけるイアン・ポルター(英)、ブー・ウィークリー(米)、キーガン・ブラッドリー(米)らの必死なプレーにも注目だ。
また、来月開催されるアメリカ対世界選抜対抗戦、ザ・プレジデンツカップの代表選出へのポイント加算も今大会まで。松山は世界選抜のポイント4位で選出条件の10位以内が決まっているものの、ジェイ・ハースが主将を務めるアメリカ選抜では、息子ビル・ハースが11位と正念場を迎える。
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