キャプテン・ピックでP.ミケルソン、B.ハースが米国チーム入り 松山は2度目の世界選抜
2015年10月14日(水)午後6:15
- この記事のキーワード
米国、世界選抜両チームの主将推薦選手各2名が決定し、ザ・プレジデンツカップ(現地時間10月8?11日/韓国、ジャック・ニクラウスGCコリア)全メンバー24名が出揃った。
前週に開催された米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権終了時までの過去2年間を対象としたフェデックスカップ・ポイントランク(米国チーム)および最新の世界ランキング(世界選抜チーム)によって自動的に各チーム10名の選手が決定。さらに今回発表のキャプテン・ピックによって両チームの代表選手が確定した形だ。
すでに決定していた各チーム10名の自動選出枠では、米国チームはジョーダン・スピースや前週優勝のリッキー・ファウラーらのほか、前週大会29位のクリス・カークまでがこの枠に滑り込んでいた。対する世界選抜チームでは、世界ランク16位の松山英樹が一昨年に続き2度目のメンバー入り。ジェイソン・デイ、アダム・スコット(ともに豪)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)に続くランク順4番目での自動選出となった。
米国チーム主将ジェイ・ハースが推薦枠で指名したのは、自身の息子でランク順11位のビル・ハースと同30位のフィル・ミケルソン。これまで同大会全10回に欠かさず出場し続けてきたミケルソンだが、主将推薦による出場は初となる。世界選抜チーム主将のニック・プライス(ジンバブエ)はランク順11位のスティーブ・ボウディッチ(豪)と同19位のベ・サンムン(韓)を選出している。
米国チーム主将のジェイ・ハースは指名に際し「彼(ミケルソン)はチームルームでもコース上でもまぎれもないリーダーだ。選手たちも彼を100%信頼している」と経験豊富な45歳を称賛。チームをまとめる役割も期待されるミケルソンは「とても光栄」とキャプテン・ピックでのチーム入りに喜びを表している。
発表前日はなかなか眠れなかったというビル・ハースは「本当にこのチームに加わりたかった」という思いが叶い、3大会連続3回目の出場が決定。世界選抜のボウディッチ、ベ・サンムンはともに同大会初出場となる。ベ・サンムンは大会終了後に兵役に就くとされているが、地元のギャラリーを前に好パフォーマンスを見せられるだろうか。
米国チームのその他メンバーは、バッバ・ワトソン、ジミー・ウォーカー、ザック・ジョンソン、ジム・ヒューリック、ダスティン・ジョンソン、パトリック・リード、マット・クーチャー。世界選抜チームのその他メンバーはブランデン・グレイス(南ア)、マーク・リーシュマン(豪)、アニルバン・ラヒリ(インド)、チャール・シュワーツェル(南ア)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)、ダニー・リー(ニュージーランド)となっている。
PGAツアーもいよいよクライマックス!
プレーオフシリーズ全4戦を全試合全ラウンドお届けします!
ノックダウン方式のサバイバルレースを制し、ボーナス1000万ドル(10億円超!)を手にするのは誰か!?そして、群雄割拠のプレーオフシリーズに参戦する松山英樹は!?スマホ・PC・タブレットでゴルフネットワークがみれる「GOLF NETWORK PLUS TV」でも配信します。