松山、「タイガーとブルックに引っ張られるように」65で11位タイと好発進 石川はパット決まらず出遅れも「これから攻めるだけ」
2015年12月7日(月)午後4:17
米男子ツアーのレギュラーシーズン今季最終戦、ウィンダムチャンピオンシップが現地時間20日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。松山英樹が5アンダー65で回り、11位タイで初日を終えた。
タイガー・ウッズ(米)、ブルックス・ケプカ(米)とのペアリングとなり多くのギャラリーの注目を浴びながらのプレーとなった松山。インスタートの序盤こそパープレーが続いたものの、15番パー5でこの日最初のバーディを奪うと、17番でもスコアを伸ばし前半を2アンダーで折り返す。後半も6番と7番でショットが冴えて連続バーディ。さらに最終9番パー4でも第2打をピンそば2メートルに寄せてバーディで締めた。
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「何が良かった訳ではなかった」と松山はラウンドを振り返ったが「タイガーとブルックス(・ケプカ)に引っ張られるように良いプレーが出来た」とトッププレーヤーたちとのラウンドが功を奏したようだ。「パッティングもそんなに良い訳ではないなかで5バーディをとれて良かった」と話し「これをキープするような感じていくと崩れるので、伸ばしていけるように練習したい」と翌日以降へのプレーへ意気込みを語った。
一方、プレーオフシリーズ進出を目指す石川遼は出遅れ。この日はパッティングに苦しみ、スタートの10番で約3メートルのパーパットを外してしまう。その後も1.5メートルから3メートルのパットが決まらず、前半だけで5ボギー。13番でバーディを奪ったものの、4オーバーでバックナインへと向かう。
すると、後半に入り1番から連続バーディをマークすると、5番パー5では2オンに成功。約10メートルのイーグルパットは決まらなかったが、このホールをバーディとすると、最終9番でも1つ取り返してホールアウト。5バーディ、6ボギーの1オーバー71で116位タイで初日を終えた。
ラウンドを振り返って「難しい方からスタートして、ボギーが先行してパー5でもボギーを打ってしまって辛かった」とやはり前半の9ホールでの苦戦を口にした石川。課題のドライバーは「曲がってはいない」と話したが「アイアンとパッティングがしっくりきていない」と苦戦の要因を分析。しかし最後には「明日良いプレーが出来ればまだまだいける。これから攻めるだけ。修正点をしっかりして頑張りたいと思う」と巻き返しを誓った。
リーダーボードのトップには8アンダー62でプレーしたエリク・コンプトン(米)、トム・ホージ(米)、ウィリアム・マクガート(米)が並んだ。デレク・アーンスト(米)とジム・ハーマン(米)が7アンダー63で4位タイ。タイガーは6アンダー64で回り、7位タイと好スタートを切っている。
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