米シニアはPOシリーズ突入 B.ランガーは4度目の栄冠へ
2016年10月27日(木)午前11:22
米チャンピオンズツアーのチャールズ・シュワブカッププレーオフ初戦、パワー・シェアーズQQQ選手権(カリフォルニア州シャーウッドCC)が現地時間28日に開幕。年間王者を決めるプレーオフシリーズ全3戦がいよいよスタートとなる。
今季から導入された同ツアーのプレーオフシリーズは、今週の初戦から第2戦のドミニオン・チャリティ・クラシック、そして最終戦となるチャールズ・シュワブカップ選手権の3試合で争われる。新設の今大会に出場できるのはチャールズ・シュワブカップ・ポイントランキング上位72名で、第2戦は54名、最終戦は36名と出場選手が絞られていき、レギュラーツアーのプレーオフシリーズ同様、最終戦を前にポイントはリセットされる。
現時点で年間王者争いをリードするのはベルンハルト・ランガー(独)。今季4勝と好調を維持する59歳は、ポイントランクで2位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)以下に大差をつけて首位を快走中だ。しかし、最終戦前のポイントリセットにより、同ランクトップ5で最終戦を迎えた選手は最終戦優勝により無条件でタイトル奪取が可能。そのため、自身4度目の年間王者を目指すランガーにとっても最後まで気の抜けない戦いが続くこととなる。
今大会の優勝候補筆頭はやはりそのランガーだが、今季2勝目を狙うヒメネスやポイントランク上位のコリン・モンゴメリー(スコットランド)、ジョー・デュラント(米)らも意地を見せたいところ。またポイントランクトップ5に食い込みたい下位の選手も生き残りをかけた戦いに目の色を変えてプレーする。