上原が今季最高の11位タイ L.コが3人プレーオフを制し今季4勝目
2016年7月18日(月)午前8:37
米女子ツアーのマラソン・クラシックが現地時間17日、オハイオ州のハイランド・メドーズGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。上原彩子が2アンダー69で回り、通算7アンダー11位タイに入った。
19位タイから出た上原は、4番パー4でバーディが先行するも、5番、7番でスコアを落とし1オーバーでハーフターン。サンデーバックナインでは、10番からの5ホールはスコアカード通りのプレーとなったが、上り4ホールで3つのバーディを奪い、4バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。トップ10には惜しくも届かなかったが、今季最高位で大会を終えた。また、同じく19位タイから出た野村敏京は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算5アンダー21位タイ。横峯さくらは通算イーブンパー38位タイとなっている。
優勝争いは、通算14アンダーでイ・ミリム(韓)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)が通算14アンダーで並び、プレーオフへともつれこむ混戦に。18番の繰り返しで行われたプレーオフは、3ホール目まで全員がパーセーブを続けたが、4ホール目でコがバーディを奪い決着。前週の全米女子オープンで優勝を逃した悔しさを晴らす、今季4勝目となった。
単独トップから出たキム・ヒョージュ(韓)は、2オーバー73と崩れ、通算13アンダー単独4位に。ステイシー・ルイス(米)も通算イーブ ンパー71とスコアを伸ばせず、通算11アンダー単独5位となっている。全米女子オープンを制したブリタニー・ラング(米)は、3オーバー74で通算3アンダー24位タイとなっている。