野村はスコアを伸ばせず8位タイに後退 上原が「68」で浮上
2016年7月16日(土)午前8:52
米女子ツアーのマラソンクラシック presented by オーウェンスコーニング & O-Iが現地時間15日、オハイオ州のハイランド・メドーズGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。野村敏京はイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算5アンダー8位タイに順位を下げた。
初日に「66」をマークし、トップタイに立った野村だったが、この日は苦戦。3番パー4でバーディが先行するも、続く4番でボギーを喫すると、7番、9番でもスコアを落とし、前半を2オーバーで折り返す。後半も10番をボギースタートとしたが、14番からの4ホールで3バーディと取り返し、4バーディ、4ボギーの内容でホールアウト。トップとは3打差に後退したが、残り36ホールでの逆転を目指す。
また、47位タイから出た上原彩子はノーボギーの3アンダー68と安定したプレーを披露し、通算3アンダー16位タイに浮上。前戦のキャンビア・ポートランド・クラシックでは、今季最高の19位タイに入っているが、決勝ラウンドでさらなる上位を目指す。一方、初日7位タイの横峯さくらは4オーバー75の通算1オーバー55位タイで予選通過を決めている。117位タイからの巻き返しを狙った宮里藍は、2オーバー73で回り、通算7オーバーで大会を後にすることとなった。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)が5アンダー66をマークし、通算8アンダーでキム・ヒョージュ(韓)と並んでトップタイに。1打差3位タイには、アリソン・リー(米)とハナ・ジャン(韓)が並んでいる。
今季3勝のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は、通算6アンダーで5位タイ。2014年以来となるツアー優勝を狙うステイシー・ルイス(米)が通算5アンダー8位タイに浮上した。全米女子オープンを制したブリタニー・ラング(米)は通算3アンダー16位タイ。今季好調のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は1オーバー72で通算2アンダー23位タイとなっている。