野村が連覇へ4打差7位タイで最終日へ L.サラスが単独首位
2017年2月18日(土)午後4:45
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間18日、オーストラリアのロイヤル・アデレードGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。野村敏京が4アンダー69で回り、通算6アンダー7位タイで最終日を迎えることとなった。
39位タイから出た野村は、出だしの5ホールで3つのバーディを奪う順調なたちがありを見せると、後半も11番でバーディが先行。上がり4ホールはバーディとボギーが2つずつとスコアを伸ばすことができなかったが、6バーディ、2ボギーの内容でホールアウトとなった。最終日を前にトップとは4打差と連覇の可能性を十分に残し、残り18ホールでの逆転を狙う。
一方、日本人最上位の20位タイから3日目を出たルーキーの畑岡奈紗は2番から連続バーディと順調な滑り出しとなったが、4番でボギーを叩くと、6番パー4でトリプルボギーを叩き、前半は3オーバー。さらに、後半11番でも再びアンプレアブルが絡んでトリプルボギーを喫し、2バーディ、2ボギー、2トリプルボギーの6オーバー79。通算2オーバー52位タイと大きく順位を落とした。横峯さくらは1アンダー72で通算2アンダー22位タイとなっている。
リーダーボードのトップは、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたリゼット・サラス(米)。13番まで1オーバーと苦戦が続いたが、上がり4ホールで3バーディとチャージをかけて、2アンダー71でホールアウト。ツアー通算2勝目に向けて、後続に2打差をつけた。通算8アンダーの2位タイには前日首位のサラ・ジェーン・スミス(豪)らがつけている。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)2位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は、通算4アンダー14位タイに浮上。世界女王のリディア・コ(ニュージーランド)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算イーブンパーで35位タイとなっている。