米女子ツアーの国別対抗戦、ULインターナショナル・クラウンが現地時間7月21からの4日間、イリノイ州のメリット・クラブを舞台に開催。出場メンバーが発表された。

　同大会は8か国各4名が出場し、計32名の選手がマッチプレーで雌雄を決する国別対抗チーム戦。2年に1度の開催で今夏が第2回となる。出場チーム及びメンバーはKPMG女子PGA選手権の終了時点（6月12日）でのロレックスランキング（女子世界ランキング／各国ランキング上位4名の順位の合算の低い8か国が出場）で決定された。

　出場国はアメリカ、韓国、日本、オーストラリア、台湾、タイ、中国、イングランドの8か国。日本チームのメンバーは野村敏京、宮里美香、渡邉彩香、鈴木愛の4人となっている。世界ランク日本勢2位の大山志保は背中のケガが原因で欠場し、同ランク日本勢5位の鈴木が繰り上がって出場する。

　注目の米国チームはレクシー・トンプソン、ステイシー・ルイス、ゲリナ・ピラー、クリスティー・カーの4名。層が厚い韓国チームはキム・セイヨン、チョン・インジ、エイミー・ヤン、世界No.3のインビー・パークは親指の負傷により、代わってリュウ・ソヨンが出場権を獲得している。

　試合形式は、出場8か国をプールA＆プールBの2組に分け、3日間は各国総当たりの予選リーグを実施。2人1組で2人のうち各ホール良い方のスコアを採用していくフォーボール方式のマッチプレーで競われ、勝てば2ポイント、引き分けで1ポイント（負けはゼロ）を獲得。各プール獲得ポイント上位の2か国に加え、各グループ3位同士のプレーオフを制した国が最終日のシングルスマッチに進むことになる。