キム・セイヨンがPO制して今季2勝目 野村は9位タイに入る
2016年6月20日(月)午前8:05
米女子ツアーのマイヤーLPGAクラシックが現地時間18日、ミシガン州ブライズフィールドCCを舞台に最終ラウンドの競技を終え、キム・セイヨン(韓)が通算17アンダーに並んだカルロタ・シガンダ(スペイン)とのプレーオフを制して今季2勝目。野村敏京は7打差9位タイとなった。
首位タイから出たレクシー・トンプソン(米)らが伸び悩む中、1打差3位から出たキムは5番パー5のバーディで首位タイに浮上。その後もパー5できっちり伸ばし、14番までをノーボギーの4アンダーとして単独首位に立ったが、18番の手痛いボギーでシガンダとのプレーオフへ。それでも、1ホール目で相手のボギーに対してバーディを奪い、3月以来の今季2勝目でツアー通算5勝目を飾っている。
9打差11位タイから出た野村は、2バーディ、1ボギーの1アンダー70で今季5度目のトップ10入り。最終18番で唯一のボギーを喫したものの、トップとの差を2打縮めての上位フィニッシュとなった。その他日本勢は、53位タイから出た上原彩子が2アンダー69で通算4アンダーとし、36位タイに順位を上げて4日間を終えている。
首位と2打差の3位に入ったのは前日首位タイのチョン・インジ(韓)。惜しくも連覇を逃したトンプソンは、1バーディ、2ボギーの1オーバー72とスコアを落とし、リディア・コ(ニュージーランド)らとともに通算14アンダー4位タイに入っている。そのほか、前週の今季メジャー第2戦を制したブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算6アンダー21位タイでのフィニッシュとなった