美香はスコア伸ばせず15位タイ A.ジュタヌガーンが2戦連続優勝
2016年5月23日(月)午前8:55
米女子ツアーのキングスミルチャンピオンシップが現地時間22日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCで最終ラウンドの競技を終了。アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が2試合連続優勝を果たす中、日本勢トップの8位タイから出た宮里美香はスコアを伸ばせず、通算7アンダーの15位タイで4日間を終えた。
前日の「70」でトップと3打差に後退していた美香。この日は、序盤の2ボギーを6番から連続バーディで取り返すも、9番ボギーで1オーバーとスコアを落として折り返す。すると、迎えた後半は11番、15番と伸ばして一時1アンダーに乗せたものの反撃はここまで。18番ボギーで後退し、4バーディ、4ボギーの足踏みとなった。
その他日本勢は、1アンダー70で回った横峯さくらが通算5アンダー24位タイ。上原彩子はイーブンパー71のラウンドで通算3アンダー32位タイに入った。また、連日の「70」となった宮里藍は通算1アンダー46位タイに入り、「74」と崩れた野村敏京は通算2オーバー58位タイとなっている。
2週連続優勝を遂げたジュタヌガーンは、1打差単独トップからスタートし、5バーディ、1ボギーの「67」で逃げ切り。2番でボギーが先行したが、前半のうちに3アンダーまで伸ばすと、後半はスコアを落とさず1バーディを上積みし、タイ人初となった前戦のツアー初勝利から早くも2勝目をつかみ取っている。
1打差2位はオー・スヒョン(豪)。キム・セイヨン(韓)とゲリナ・ピラー(米)が通算12アンダー3位タイに続いた。そのほか、「66」と伸ばしたレクシー・トンプソン(米)は通算10アンダー5位タイ。昨季覇者イ・ミンジ(豪)は通算8アンダー10位タイとなり、世界女王リディア・コ(ニュージーランド)は通算6アンダー18位タイで大会を終えている。