美香、スコア伸ばせずも2位タイで週末へ 首位リュウを1差で追う
2016年5月21日(土)午前8:37
米女子ツアーのキングスミルチャンピオンシップが現地時間20日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCで第2ラウンドの競技を終了。単独首位からスタートした宮里美香はイーブンパー71で回り、通算6アンダーの1打差2位タイで週末を迎えることとなった。
初日に「65」をマークして1打差トップに立った美香。2012年8月以来となるツアー2勝目へリードを広げたかったこの日は、出だしの1番で幸先良くバーディも、続く2番、そして8番とスコアを落として1オーバー。そこからはパーを並べる我慢の展開となったが、迎えた15番パー5でイーブンパーに戻して首位と1打差に踏みとどまっている。
その他日本勢は、2アンダー69と伸ばした横峯さくらが通算2アンダー23位タイに浮上。65位タイから出た野村敏京も同じく2アンダーのラウンドで通算1アンダー37位タイに順位を上げた。日本勢2番手の19位タイから出た上原彩子は「74」と崩れ、この日1つ伸ばした宮里藍とともにカットライン上の通算1オーバー66位タイで予選を通過している。
通算7アンダーで単独首位に立ったのは、この日「64」のチャージを見せたリュウ・ソヨン(韓)。8バーディ、1ボギーの内容でツアー4勝目へ絶好のポジションを確保した。そのリュウと同組で回ったステイシー・ルイス(米)も「66」の好スコアをマークし、美香、エイミー・ヤン(韓)と2位タイの好位置に並んでいる。
そのほか、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のリディア・コ(ニュージーランド)は「68」、同3位のレクシー・トンプソン(米)は「69」のラウンドで、野村らと同じ通算1アンダーの37位タイに順位を上げている。一方、同2位のインビー・パーク(韓)は6ホール消化後に負傷により途中棄権となった。