国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンが20日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースで第1ラウンドの競技を終了。ツアー3勝目を狙う酒井美紀が「66」で1打差の単独首位に立ち、キム・ハヌル（韓）、テレサ・ルー（台）、アマチュアの勝みなみ（鹿児島高3年）らが3打差6位タイに並んでいる。

　第1組でスタートした酒井は、立ち上がりの2番、4番とショートホールで伸ばしてリズムに乗ると、迎えた7番から連続バーディで4アンダーの折り返し。バックナインでもボギーを叩くことなく2バーディを重ね、6バーディ、ノーボギーの内容で首位に躍り出た。今季は開幕から4戦続けて予選落ちとなるなど序盤戦で苦しんだが、2014年9月以来の戴冠へ2日目も勢いを持続出来るか。

　トップを1打差で追うのは鈴木愛と川満陽香理。4アンダー68の4位タイには上原美希、永峰咲希が続く。3アンダー69の6位タイには6人が並び、ともに今季1勝のキムとルーのほか、4バーディ、1ボギーで回った勝も名を連ねている。

　そのほか、連覇での今季初勝利を目指す吉田弓美子は、2バーディ、1ボギーの1アンダー71で首位とは5打差。1オーバーで迎えた後半16番から立て続けの2バーディで上位に食い下がった。また、同じく今季初白星の欲しいホステスプロの渡邉彩香は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で37位タイとなっている。