海外女子
野村が世界ランク23位に急浮上 大山は日本勢2番手に
2016年4月26日(火)午前10:52
最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が現地時間25日に発表され、米女子ツアーのスインギング・スカートLPGAクラシックで今季2勝目を飾った野村敏京は、13ランクアップの23位に急浮上。8月のリオデジャネイロ五輪出場へ大きく前進した。
同大会を後続と4打差で制し、ツアー通算2勝目を飾った野村。日本勢による同ツアーでのシーズン複数回優勝は2012年の宮里藍以来となった。五輪出場権争いにおいても決定的な1勝を挙げた野村に対し、同大会50位タイに終わった宮里美香は42位に4ランクダウン。37位へ10ランクアップした大山志保がリオ五輪圏内の日本勢2番手につけた。
大山は国内女子ツアー、フジサンケイレディスクラシックでの今季初勝利による浮上。2番手争いは今後も目が離せない展開が続きそうだ。以下、日本勢の同ランク上位は、渡邉彩香(54位)、菊地絵理香(60位)、上田桃子(61位)、横峯さくら(72位)と続いている。
世界No.1はリディア・コ(ニュージーランド)で変わらず。スインギング・スカートLPGAクラシックでは大会3連覇を逃した(6位タイ)ものの、負傷欠場となった2位インビー・パーク(韓)との差は4.53に広がった。3位レクシー・トンプソン(米)、4位ステイシー・ルイス(米)は変わらず。5位には前週7位の18歳、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が入った。