野村、美香ともに2ランクアップ 藍は世界77位に浮上
2016年4月19日(火)午後2:22
最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が現地時間18日に発表され、米女子ツアーのロッテ チャンピオンシップで日本勢トップの15位タイに入った野村敏京は同ランク36位に2ランクアップ。また、同大会20位タイとなった宮里藍は同77位に6つ順位を上げた。
前月のキアクラシックで3年ぶりのベスト3フィニッシュを記録するなど復調の兆しを見せる藍は、3月21日時点の157位から4週間で80ランクのジャンプアップ。ライバルごぼう抜きで日本勢9番目の位置まで順位を上げてきた。現時点では、36位の野村が日本勢最高位で、同じく2ランク上げた38位宮里美香とともにリオデジャネイロ五輪の出場圏内につけている。
国内ツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンは、最大震度7を記録した熊本地震の影響で開催中止。同大会にエントリーしていた大山志保は前週から1つ下げて47位となり、日本勢3番手にとどまった。以下、同ランクの日本勢上位は渡邉彩香(56位)、上田桃子(60位)、菊地絵理香(62位)、横峯さくら(68位)、鈴木愛(75位)と続いている。
ロッテ選手権でツアー2勝目を挙げたイ・ミンジ(豪)は5つ上がって世界12位。世界女王リディア・コ(ニュージーランド)以下、同ランク9位までは前週から変わらず、トップ3は1位コ、2位インビー・パーク(韓)、3位レクシー・トンプソン(米)のまま。そのほか、昨季の国内賞金女王イ・ボミ(韓)は韓国勢8番手の15位に1つ後退している。