国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープンが8日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースで第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66のトップには韓国出身の姜秀衍が立ち、2打差の4位タイにはツアー初勝利を目指す堀琴音らが並んでいる。

　今季の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で3位タイフィニッシュと好調ぶりを見せる堀は、前半1番でボギーを打つものの、3バーディを奪取。2アンダーで迎えた後半も10番から連続バーディで2つスコアを伸ばし、「68」でホールアウトしている。ホステスプロとして迎えるこの大会で、初優勝に向け絶好のポジションを確保した。

　その他上位陣には1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」で回った21歳の鬼頭桜、申ジエ（韓）が2位タイ。堀と同じ4位タイにはツアー通算2勝の比嘉真美子、大城さつき、井上沙紀が並んでいる。

　一方、琴音の姉でホステスプロの堀奈津佳は、前半を3オーバーで折り返すと、後半も流れを掴めず、6オーバー78でホールアウト。予選通過は厳しい状況となった。昨季覇者の成田美寿々も4オーバーの76と大きく出遅れている。