現地時間23日から5日間の日程で開催されるWGC-デルマッチプレー 。開幕に先立って米ツアー公式サイトで発表されたパワーランキング（優勝予想）で、松山英樹は13位にランクインした。

　世界のトッププレーヤー64名のみが出場出来る同大会。今季も昨季同様、予選の3日間は各組4人ずつ16組での総当たり戦で行われ、各組のトップとなった16人が残り2日間の決勝ラウンドに進む。PGA公式サイトの評論家ロブ・ボルトン氏によるパワーランクはトップ4の予想に基づいて5位以下の選出を行っており、各グループからの予選突破が予想される選手が16位以内、その中から準々決勝進出者が8位以内に入ることになる。

　つまり、13位に選出された松山はベスト16敗退予想。また、グループ12の松山が予選を突破した場合、ベスト16で対戦する相手はグループ5を通過した選手だが、ボルトン氏はグループ5のリッキー・ファウラー（米）を同ランク4位に選出しているため、松山はベスト16戦でファウラーに敗れると予想していることが分かる。ちなみに、世界王者ジョーダン・スピース（米）は同ランク15位、連覇を狙うローリー・マキロイ（北アイルランド）も同16位でともにベスト16敗退が予想されている。

　前月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでは、4ホールにわたるプレーオフの末にファウラーを破った松山。ツアー2勝目を勝ち取ったライバル相手に、今回の予想通り、そして昨季と同じベスト16敗退とならないことを期待したい。