キム・セイヨンが世界5位に 渡邉が美香、野村らとの差詰める
2016年3月22日(火)午後0:35
現地時間21日に最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が発表され、米女子ツアーのJTBCファウンダーズ・カップで今季初勝利を飾ったキム・セイヨン(韓)が5位に2ランクアップ。同大会で33位タイとなった宮里美香は35位に1つ上げ、日本勢トップを維持している。
ツアー最少記録に並ぶ27アンダー(72ホール)で同大会を制したキムは、同ランクの韓国勢4番手からインビー・パークに次ぐ2番手に浮上。リオデジャネイロ五輪出場へ競争が最も熾烈な同国では、現時点でパーク、キム、ハナ・ジャン、エイミー・ヤンが出場圏内につける。なお、同ランクトップ4までは前週と変わらず、1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位パーク、3位レクシー・トンプソン(米)、4位ステイシー・ルイス(米)のまま。
同大会で71位タイに終わった野村敏京は同ランク42位に1つ下げたものの、国内ツアーのTポイントレディス ゴルフトーナメントで15位タイだった大山志保も同43位に1ランクダウンし、日本勢2番手は野村で変わらず。五輪代表争いは依然として美香、野村がリードする。
そのほか、Tポイントレディス ゴルフトーナメントで1打差2位タイに入った渡邉彩香は3つ上げて同ランク57位。以下、上田桃子が同62位、横峯さくらが同64位で続く。また、同大会2位タイのイ・ボミ(韓)は1ランク上げて同15位(韓国勢8番手)。4年ぶりのツアー2勝目を手にした大江香織は前週の同194位から139位にジャンプアップしている。