“アジアのメジャー”に日本勢4選手が参戦 I.パークが連覇狙う
2016年3月2日(水)午後3:44
米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズが現地時間3日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に開幕。“アジアのメジャー”とも呼ばれる大会に今季2勝目を狙う野村敏京ら日本勢4選手が出場する。
前週のホンダLPGAタイランドでは5位タイに入り、ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンでのツアー初優勝に続いて2週連続でのトップ5入りを果たした野村。最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)でも43位に浮上し、平均ポイントで日本勢2番手の大山志保(42位)に0.01ポイント差に迫った。果たして勢いそのままにリオデジャネイロ五輪出場権内まで上り詰めることができるだろうか。
その他の日本勢は、2010年大会覇者の宮里藍、宮里美香、横峯さくらが参戦。3選手とも、ここ数試合は本来の力を発揮できていないが、予選落ちのない4日間の戦いで、野村に続く活躍が期待される。
昨季大会では、トップを走っていた世界No.2のインビー・パーク(韓)を、同No.1のリディア・コ(ニュージーランド)、同No.3(当時)のステイシー・ルイス(米)が追う展開に。世界トップ3による最終日最終組となったが、パークが72ホールをノーボギーと安定したプレーで逃げ切った。
さらに今大会にはこの3人に加え、前週優勝のレクシー・トンプソン(米)も2週連続のタイトルを狙い出場。ロレックスランキングでルイスを抜いて米国選手トップに躍り出た21歳が、どのようなプレーを見せるのか注目だ。また、今大会初出場となるブルック・ヘンダーソン(カナダ)、2014年大会覇者のポーラ・クリーマー(米)らもフィールド入りしている。