海外女子
米ツアー初Vの野村が世界48位に浮上! 日本勢トップは40位美香
2016年2月23日(火)午前11:54
米女子ツアーの ISPSハンダ オーストラリアン女子オープンが現地時間21日に幕を閉じ、同大会でツアー初勝利を挙げた野村敏京は、最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)で前週の67位から48位にジャンプアップした。
同大会3日目に最終ホールのバーディで首位タイにつけた野村は、最終日「65」の猛チャージで昨季覇者リディア・コ(ニュージーランド)の猛追を3打差で振り切り、日本人選手としては、2012年8月の宮里美香以来となる優勝トロフィを獲得。これにより世界ランクでは19ランクアップとなり、40位美香、41位大山志保に次ぐ日本勢3番手の位置につけた。
同大会42位タイだった美香は同ランクで1つ順位を下げるも、試合出場の無かった大山が3つ後退したことで日本勢トップに。その他の日本人選手は、上田桃子が同58位、渡邉彩香が同60位となっているが、現時点で美香と大山が圏内につけるリオデジャネイロ五輪出場権争いは、野村の急浮上によって一層目の離せない展開となった。
同大会単独2位となったコは世界No.1の座を維持し、同ランクトップ3は依然として1位コ、2位インビー・パーク(韓)、3位ステイシー・ルイス(米)のまま。そのほか、昨季の国内ツアー賞金女王、イ・ボミ(韓)は同18位で前週から変わらずとなった。