野村、ツアー初優勝なるか?! 首位タイで最終日へ
2016年2月20日(土)午後4:16
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンが現地時間20日、オーストラリアのグランジェGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。野村敏京は2アンダー70で回り、通算9アンダートップタイで3日目を終えた。
トップと1打差の3位タイから出た野村は、スタートの1番から連続バーディを奪い、一時単独首位に。しかし、続く3番から連続ボギーを喫し、前半はイーブンパーで折り返す。バックナインに入り、10番から連続バーディをマークすると、最終日18番でもピンそばにつけるショットを見せてバーディ。5バーディ、3ボギーの内容でトップに追いつき、残り18ホールにツアー初優勝をかける。
一方、その他日本勢は66位タイで予選ラウンドを突破した宮里美香が1アンダー71でラウンド。立ち上がりの2番をボギーとするも、8番からの3連続バーディなどで盛り返し、4バーディ、3ボギーの内容でホールアウトした。また、今大会がプロ初戦の永井花奈は1オーバー73で回り、宮里と共に通算1オーバー48位タイで最終日を迎える。また、39位タイから出た酒井美紀は3オーバー75と崩れ、通算3オーバー66位タイに後退している。
野村とともにトップタイに立ったのは、ダニエル・カン(米)とジェニー・シン(韓)。通算8アンダー4位タイには、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)と、一昨季覇者のカリー・ウェブ(豪)が並んでいる。トップタイから出たベテランのカトリオーナ・マシュー(スコットランド)は1オーバー73とスコアを落とし、通算7アンダー6位タイに後退している。