野村が10位タイ好発進! 昨季覇者L.コは永井らと並ぶ21位タイ
2016年2月18日(木)午後6:35
米女子ツアーのISPSハンダ オーストラリアン女子オープンが現地時間18日、オーストラリアのグランジェGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。3アンダー69で回った野村敏京が日本勢トップの10位タイにつけ、昨季覇者のリディア・コ(ニュージーランド)は永井花奈らと並ぶ21位タイとなった。
開幕戦からここまで2試合続けて13位タイと上位争いを演じた野村。アウトスタートの今大会初日は、出だし1番からバーディ発進も直後2番から連続ボギーと波に乗れず。それでも4番でイーブンパーに戻すと、8番パー3で約9メートルのバーディパットを沈めて1アンダー。迎えた後半は11番からの4ホールで3つ伸ばすチャージをかけ、以降は1ボギーと伸ばし切れなかったものの、6バーディ、3ボギーの内容で上位に食い込んだ。
また、永井も2アンダー70の21位タイと上々の滑り出し。3バーディ、1ボギーで後半は伸ばせなかったが、世界女王コと並ぶ位置から2日目はさらに上位進出となるだろうか。また、宮里美香も4バーディ、3ボギーの1アンダー71で39位タイとまずまずのスタートを切っている。
一方、横峯さくらは1オーバー73で72位タイ、酒井美紀は2オーバー74で94位タイと出遅れ。その他日本勢も苦戦を強いられ、上原彩子が5オーバー77で141位タイ、アマチュアの岩崎美紀(三芳中3年)が6オーバー78の147位タイ。小貫衣織は「80」で154位タイに沈んでいる。
コース新記録の9アンダー「63」で単独首位に立ったのは世界ランク258位の伏兵、キム・スビン(韓)。9バーディ、ノーボギーという圧巻のプレーで後続に3打差をつけるロケットスタートを切った。以下、6アンダー66の2位タイにはキャロライン・マッソン(独)とケイシー・グライス(米)が並び、5アンダー67の4位タイにカトリオーナ・マシュー(スコットランド)、地元オーストラリア出身のカリー・ウェブら5人が続く。