美香が世界ランク36位に浮上 大山かわして日本勢トップに
2016年2月2日(火)午後1:10
最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が現地時間1日付けで発表され、米女子ツアーの今季開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックで15位タイに入った宮里美香は2つ上げて日本勢トップの世界36位に。同大会13位タイの野村敏京は6つ上げて同ランク72位となった。
同大会54位タイの宮里藍は同ランク162位に1つ後退。72位タイに終わった横峯さくらは前週から変わらずの同65位となり、予選落ちの上原彩子は同188位に5つ下げた。また、試合出場の無かった大山志保は1つ下げて同ランク37位。日本勢2番手の位置に後退となったが、依然としてリオデジャネイロ五輪出場圏内につける。美香、大山に次ぐ上田桃子は同55位、渡邉彩香が同56位に続いている。
同大会でツアー3勝目を挙げたキム・ヒョージュ(韓)は同ランク10位から7位に浮上し、リオ五輪の代表圏内に食い込んだ。また、連覇を逃したキム・セイヨン(韓)も2位タイとなったことで同ランク5位に順位を上げ、リュウ・ソヨンをかわして韓国勢2番手につけている。そのほか、昨季の国内賞金女王イ・ボミ(韓)は同8番手の世界15位をキープ。熾烈を極める韓国勢のリオ五輪出場権争いからは今後も目が離せない。
ランキング最上位はトップ4までが前週から変わらず、1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位インビー・パーク(韓)、3位ステイシー・ルイス(米)、4位レクシー・トンプソン(米)のまま。なお、今年8月に開催されるリオ五輪の出場選手は、7月11日時点のオリンピックランキング(世界ランクに基づく)によって決定し、世界ランク15位までの選手は各国最大4人が出場出来る。