現地時間24日に最新の世界ランキングが発表され、アブダビHSBCゴルフ選手権で欧州ツアー2勝目を挙げたリッキー・ファウラー（米）が、前週の6位から自己最高の4位に浮上した。

　欧州ツアーでは約半年ぶりとなる白星を飾ったファウラーは、これで昨年5月から米欧合わせて4勝と絶好調。“ビッグ3"の呼び声高い同ランク1位ジョーダン・スピース（米）、2位ジェイソン・デイ（豪）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）の真後ろにつけ、これによりバッバ・ワトソン（米）は同5位、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は同6位と1つずつ順位を下げている。

　米男子ツアーのキャリアビルダー・チャレンジでツアー4勝目を手にしたジェイソン・ダフナー（米）は、40ポイント加算で前週の120位から60位にジャンプアップ。同選手とのプレーオフに敗れたデビッド・リングマース（スウェーデン）は16ランク上げて同36位となった。一方、予選落ちに終わった岩田寛は5つ下がって同120位。なお、試合出場の無かった松山英樹は同17位で変わらなかった。

　今年8月に開催されるリオ五輪の出場選手は、7月11日時点のオリンピックランキング（世界ランクに基づく）によって決定し、世界ランク15位までの選手は各国4人まで出場可能。2名が出場見込みの日本勢は、世界61位の片山晋呉と松山が現時点で出場圏内となっており、池田勇太（同87位）、藤本佳則（同98位）、宮里優作（同99位）らがそこに続く。