日本女子プロゴルフ協会の特別後援競技「THE QUEENS presented by KOWA」第1回大会が5日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで2日目の競技を終了。日本ツアーチームはフォーサム（1つのボールを2人が交互に打つ）マッチ4試合を3勝1分けとし、10ポイント（勝利：3ポイント、引き分け：1ポイント）を追加。通算22ポイントでトップの座を守った。

　第1試合に登場した日本チームの大山志保＆成田美寿々ペアは、ヨーロッパ女子プロゴルフツアー（LET）のハンナ・バーク（英）＆メリッサ・レイド（英）組と対戦。2アップで迎えた11番からの4ホールで3つ落とし、17番までに1ダウンと苦戦を強いられたものの、最終18番パー4でバーディを奪取し、引き分けに持ち込んだ。

　第3試合では笠りつ子＆飯島茜コンビが、オーストラリア女子プロゴルフ協会（ALPG）のレイチェル・ヘザリントン＆ホイットニー・ヒリアー組と激突。5番までは1ダウンとリードを許したものの、6番から2ホールを連取。その後はリードを広げて2アンド1で勝利した。さらに前日快勝の渡邉彩香と菊地絵理香のペアは、LETのグラディス・ノセラ（仏）＆カトリオーナ・マシュー（スコットランド）を相手に終始リードしての2アンド1で日本チームに3ポイントをもたらしている。

　そして最終第8試合で登場した日本チーム主将・上田桃子＆原江里菜は、韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）の世界ランキング7位キム・セイヨン＆同9位のチョン・インジと対戦。世界トップレベルのコンビ相手に、立ち上がりの1番から4ホールを連続で奪取。そのままリードを守り続けると5アンド4で快勝となった。

　2日目を終えて、日本ツアーが通算22ポイントで単独トップ。この日、2勝1分け1敗で7ポイントを積み重ねたKLPGAが通算14ポイントで続いている。LETは1勝1分け2敗で通算8ポイント、初日4戦全敗だったALPGは1分け3敗で通算1ポイントとなっている。最終日は各チーム9名ずつによるシングルスマッチで争われる。