日本女子プロゴルフ協会の特別後援競技「THE QUEENS presented by KOWA」第1回大会が4日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで3日間の日程で開催される。上田桃子率いる日本ツアーチームが韓国、欧州、豪州の3ツアー代表チームとしのぎを削る。

　同大会は日本女子プロゴルフ協会、韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）、ヨーロッパ女子プロゴルフツアー（LET）、オーストラリア女子プロゴルフ協会（ALPG）の世界4大ツアー代表選手による団体戦。各国女子ツアーの相互発展を目的に今年から新設され、賞金ランク上位の選手など各ツアーそれぞれ9人の精鋭がチームを組んで戦う。

　日本女子プロゴルフ協会からは主将の上田のほか、飯島茜、大山志保、菊地絵理香、酒井美紀、成田美寿々、原江里菜、笠りつ子、渡邉彩香が出場。KLPGA代表チームは、今季の日本ツアー賞金王イ・ボミが主将を務め、今季の日米両ツアーでメジャー制覇を果たしたチョン・インジや米ツアー今季新人王のキム・セイヨンら若手中心のメンバー構成となった。

　また、世界ゴルフ殿堂メンバーのローラ・デービース（英）が主将を務めるLET代表には、9月のソルハイムカップでも活躍したカリーン・イシャー（仏）、カトリオーナ・マシュー（スコットランド）ら実力者がメンバー入り。ALPG代表チームにも米ツアー8勝のレイチェル・ヘザリントン主将を中心にサラ・ケンプら強豪が名を連ねている。

　3日間の競技は、初日が各チーム8名ずつによるフォアボール（2人のうち良い方のスコアを採用）マッチ、2日目は各チーム8名ずつによるフォーサム（1つのボールを2人が交互に打つ）マッチ、最終日は各チーム9名ずつによるシングルスマッチで争われる。

　日本ツアーの初日組み合わせは、渡邉＆菊地ペアがデービース＆メリッサ・リード（英／LET）ペア、大山＆成田組がキム・セイヨン＆コ・ジヨン（KLPGA）ペアと対戦し、笠＆酒井ペアがヘザリントン＆ホイットニー・ヒリアー（ALPG）ペアと激突。主将の上田＆原のコンビはリンジー・ライト＆ステファニー・ナ（ALPG）ペアとのマッチアップとなった。