女子世界ランク 大山が日本人トップの36位に 美香は38位
2015年12月1日(火)午後0:33
国内女子ツアーの今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が11月29日に閉幕。現地時間30日に発表された最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)では、同大会で単独2位となった大山志保が日本人最高の同ランク36位に浮上した。
同大会3日目に1打差のトップに立った大山は、最終日に3オーバー75と崩れて逃げ切りならず、「68」をマークした申ジエ(韓)が逆転で国内メジャー初勝利を飾った。地元でのトロフィ奪還を逃した大山だが、世界ランキングでは前週から7ランクアップ。同ランク38位に後退した宮里美香をかわして日本勢トップに立った。
同大会12位タイとなった上田桃子は2つ上げて同ランク54位。9位タイに入った渡邉彩香は同ランク61位をキープした。また、同大会3位タイだった成田美寿々は同ランク62位に順位を上げている。そのほか、賞金女王イ・ボミ(韓)と昨季覇者テレサ・ルー(台)はともに同大会6位タイとなり、世界ランクではそれぞれ16位、20位で前週から変わらずとなった。
2016年リオ五輪の出場選手は、来年7月11日時点のオリンピックランキング(世界ランクに基づく)によって決定。現段階では大山と宮里(美香)の2人が出場圏内となっている。
なお、すでにシーズンを終えているランク上位陣に目立った変動は無く、トップ3は1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位インビー・パーク(韓)、3位ステイシー・ルイス(米)のままとなっている。