イ・ボミが世界ランク16位に浮上 No.1はL.コで変わらず
2015年11月24日(火)午後2:51
現地時間23日に最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が発表され、米ツアーの今季最終戦、CMEグループ・ツアー選手権で7位タイとなったリディア・コ(ニュージーランド)が世界女王の座を維持。国内ツアーで今季7勝目を挙げたイ・ボミ(韓)は16位に順位を上げた。
2週前の勝利で賞金女王の座を確定させたイ・ボミは、前週の大王製紙エリエールレディスオープンで5打差の圧勝を収め、男女通じての日本ツアー獲得賞金最高額(2億1,793万4,583円)を更新。世界ランクでは前週の18位から2つ順位を上げた。同大会で2位タイに入った渡邉彩香は同ランク61位に浮上。単独4位の上田桃子は同ランク56位に1つ上げ、宮里美香、大山志保に次ぐ日本勢3番手の位置をキープしている。
コとインビー・パーク(韓)の熾烈なタイトル争いが続いていた米ツアーは、同大会でパークが6位となった結果、コが2年連続のレース・トゥ・CMEグローブ制覇を達成。プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、賞金女王のタイトルも手中に収めた。パークはベア・トロフィ(平均ストローク)の獲得にとどまり、世界ランクは2位で変わらずとなった。
同大会で日本勢トップの14位タイに入った宮里藍は、今季初のトップ10入りは叶わなかったものの、世界ランクでは前週の182位から23ランクアップ。一方、同大会62位タイに終わった美香は、1つ下げて同ランク36位となった。また、56位タイで4日間を終えた野村敏京は、同ランク74位に後退となっている。